2014年9月13日土曜日

岡本裕士さんインタビュー・日本ブラジリアン柔術連盟×ジム代表×選手の交流会にて--

連日お伝えした日本ブラジリアン柔術連盟×ジム代表×選手の交流スパー&親睦会。主催は連盟審判部長であり、同ジム代表・桑原幸一氏ですが、企画者のもう一人は驚異的な極力を持つ“鬼極”岡本裕士さん(RJJ代表)です。岡本氏はJBJJF、DUMAUなど団体気にせず様々な大会に出場しています。だからこそ、より日本柔術界をよくするために、今回の交流会を企画したそうです。そんな岡本氏に交流スパー後、インタビューを行いましたので、今回お届けします。


――どういう経緯で、連盟×道場代表×現役選手の練習会が行われることになったのですか?

岡本 たまたまグラスコ柔術アカデミー代表桑原さんのFacebookの書き込みに「飲みに行きませんか?」とコメントしたのがキッカケです。同時にポゴナ・クラブジムの金古さんが賛同してくれて。桑原さんが「よろしければ練習をして、その後にお食事でも。連盟側の人間も呼びますので、意見交換みたいなカタチはいかがでしょうか。」という流れになりました。

――なるほど、発端はFacebookなんですね。

岡本 私からすれば連盟の方々とお話する機会はなかなか無かったので、「是非!」という話に。

――あ、桑原先生とも然程面識は?

岡本 会場で会えば話したり、出稽古に伺わせていただく関係でした。しっかり膝をつけ合わせ話すのは今回が始めてですね。酒を飲みながら、ざっくばらんに今後の日本柔術界のこと、今後のJBJJFのことを、一選手、一道場代表として何か提案出来れば……という思いもあったので。

――岡本さんは連盟に対して、不満などはありましたか?

岡本 特に不満というのはないんですけど、IBJJFと繋がりが強いため、なかなか自由に動けない立場にあるのだなと感じていました。そういったなかでも、もう少しJBJJFの会員の皆さんの事を観て頂けたら有り難いな、といった思いがありました。デパートにしろ、スーパーにしろ、ただ接客しているだけではなく、お客さまの声を聞き、その声を取り入れて改善する店がありますよね。僕ら代表・現役選手の話を聞いてもらい、考えていることを練習会・懇親会を通し伝える。そして連盟の皆さんの今後のプラン、方向性をしっかり聞き、それを自身のジム生、後輩たちに伝える。橋渡し的な事が、僕らに出来たらな、と。不満・愚痴は誰でも言えるけど、改善案・打開案を出せる方がより健全だと思う。人の好き嫌いだけで判断するのではなく、色眼鏡や変なプライドをなくし、クリーンに協力してやれればいいのではないか、と思います。

――JBJJFも最近は「改革路線」を打ち出し、少し変化してきていますが。

岡本 ワンマッチ大会やスペシャルワンマッチを行ったり。フリースパーやセミナーの動きなど、最近積極的に良くして行こう!という動きが出て来ていますよね。柔術家の皆さんにもそれは伝わっていると思います。ただスペシャルマッチは普通の試合と一緒にやっているので、どっちが主役なのか、はっきり区別するのも大事なのかな、と思います。メインはお金を払って出場している選手だとも思うので。

――確かに、他にもそういう意見は聞きますね。
岡本 ただバランス調整は難しいと思いますので、徐々に、徐々にです。でも、良い流れなのは間違いないので、この流れがキッカケでサンボやMMAファイター等が注目したり、柔術に流れてきてくれたりしたら、すごく嬉しいですよね。あとは、若手の柔術家がスペシャルマッチに出たい、と思ってくれて、憧れの舞台みたいになったらいいですね。

--岡本選手にスペシャルワンマッチ出場オファーが来たらどうですか?

岡本 いつでも準備はできています。実は前にオファーがあったのですが、僕がDUMAU出場でダメで。もし出るならば、もう一度小室選手とやってみたいです。僕が柔術を始めるキッカケを与えてくれた、いわば師匠的存在の方なので。試合で恩返しをしたい強い気持ちがあります。あと、過去戦っていない日本人選手で言えば、杉江アマゾンさんとか。アマゾンさんは元RJJ所属だったんです。あとは海外の強豪選手も良いですね。世界トップレベルの選手と対戦したいです。

――それは盛り上がりそうですねぇ~。

岡本 もっとJBJJFが盛り上がったらいいな、と思います。他にJJFJ、Dumauなど主催団体はあり、本当は一本化してまとまるのが理想かもしれません。でも、根本としては柔術を盛り上げたい気持ちは同じだと思うんですよ。現役で試合に出続ける専門にしている選手たち、働きながら柔術を愉しむ方々、初心者の方々、そういう人達がブラジリアン柔術を楽しめる環境がさらに整えばいいかな、と。

――柔術愛は一緒、ですね。今後も練習会は定期的に行う予定ですか?
岡本 桑原先生主催ですので、またタイミング合えば私は参加できたら、と考えております。


そんな岡本氏が代表を務めるRJJが、9月20日に団体戦を開催! 詳細は以下から!

”鬼極”柔術家・岡本裕士がポイント無しの団体戦『Ipponジャンボリー』を9月20日に開催!



2014年9月12日金曜日

【ホロ酔い!】日本ブラジリアン柔術連盟×ジム代表×選手の親睦会

そしてスパー交流会の後は、場所を赤羽に移し親睦会に。ここで中井祐樹会長はUFC実況収録、北出拓也氏は授業のため抜けて、参加者が変更! 

親睦会の参加者は以下。
浜島邦明(日本ブラジリアン柔術連盟理事、事務局長)
桑原幸一(日本ブラジリアン柔術連盟審判部長・グラスコ柔術アカデミー代表)
岡本裕士(RJJ代表)
MAX増沢(MAX柔術アカデミー&ヨガスタジオ代表)
植松直哉(NEXUSENSE代表)
金古一朗(ポゴナ・クラブジム)
小野瀬龍也(リバーサルジム川口リディプス代表)
金子竜也(パラエストラ東京)

親睦会の詳細は伏せさせて頂きますが、お酒も入ったことで皆さんそれぞれの意見をざっくばらんに話していました。金子さん、岡本さんから連盟に対する提案がなされ、浜島理事が「素晴らしい、検討したいです」と話はかなり前向きに。

そして日本柔術家で、一番柔術歴が長いのは誰だ? なんて話題にもなり、結論は「渡辺孝真氏」という事に。ちなみに、この居酒屋にいた中では、浜島氏が19年でトップ! 実は中井会長よりも長いそうな……。

2014年9月11日木曜日

【改革!】日本ブラジリアン柔術連盟×ジム代表×選手の交流スパー

東京都北区王子「グラスコ柔術アカデミー」にて行われた日本ブラジリアン柔術連盟×ジム代表×選手の交流スパーにお邪魔しました。主催は催は連盟審判部長であり、同ジム代表・桑原幸一氏。改革路線を打ち出すJBJJFが、積極的に外部からの意見を取り入れよう、という思いがわかります。
この日の練習会の参加者は以下。
中井祐樹(日本ブラジリアン柔術連盟会長・パラエストラ東京代表)
桑原幸一(日本ブラジリアン柔術連盟審判部長・グラスコ柔術アカデミー代表)
岡本裕士(RJJ代表)
北出拓也(パラエストラ川崎代表)
金古一朗(ポゴナ・クラブジム)
小野瀬龍也(リバーサルジム川口リディプス代表)
金子竜也(パラエストラ東京)

そして始まった黒帯のみのスパーリング!

時間気にせず、一番スパーしていたのは、まさかの中井会長。タイマーがなっても気にせず続けて。一本獲ってから「今日は全員から一本穫ろうかな、と考えていたから」と笑顔。北出さんとスパーした皆さんは「技術が凄い、強い」と口をそろえているのも印象的でした。

練習会主催の桑原氏のお話。

「今回は私とRJJ代表岡本裕士さん、ポゴナ・クラブジムの金古一朗さんとの間で話が盛り上がり、知り合いの黒帯中心に集まりました。今回事前募集などもしませんでしたが、また次回開催することがあれば、もっと様々なジム代表、選手の皆さんとスパーリングは勿論、意見交換できれば、と考えております」

桑原氏、岡本氏のFacebookには、柔術ジム代表から早速応募が来ているそうです。第二回、近々開催か?

2014年9月10日水曜日

9月14日開催の月一セミナー「Monthly Jiujitsu Academy」は基礎ドリル編!

今年6月に自身のアカデミー『Physical Space』を東京荻窪にオープンした茶帯強豪・大塚博明選手。GRABAKA在籍時代に始めた月一セミナー「Monthly Jiujitsu Academy」は場所が変わっても継続し、次の9月14日に行われる会で見事1周年を迎えることに。最初は茶帯柔術家のセミナーは人が集まりにくく、尚且つ選手自身のテクニックも枯渇するのでは?と心配していましたが、さすが大塚選手。技の引き出しは多く、海外遠征などで取り入れた最新モダンテクニックを即座に教えるスタイルが好評を博し、現在も参加者は安定しているとのこと! 次回開催セミナーは、あえて“基礎のドリルセミナー”というから、面白そう! ドリルセミナー!? 何それ!? どうやって教えて、どうやって試すの!? 基礎がしっかり出来てこその、モダンですからね! お薦めです!

大塚代表よりコメントを頂きました。

お陰様で「Monthly Jiujitsu Academy」1周年を迎えることができました。これまでに参加していただいた柔術家の皆様、本当にありがとうございます。個人的なスケジュールの関係で先月は休講となってしまいましたが、また今月も開講します。

今までの「MJJA」ではモダンテクニック、僕自身のオリジナルテクニックを紹介してきましたが、今回はガラッと趣旨を変えて、基本的なドリルを紹介します。

世界各国で日々生まれるテクニックの数々……。その一方で忘れられがちなベーシックなテクニック。今回紹介するのは、私自身がPhysicalSpaceで普段指導している基礎的なドリルの数々です。

もちろん柔術家の皆さんが知ってる動きもたくさんあるとは思いますが、いざ改めてやってみると間違って覚えていたり、細かい手順が抜けていたり……。

実際ビジターでいらっしゃる他のジム所属の方々にも、この基礎ドリルに大変好評をいただいております。

強くなる近道にドリルは欠かせません。是非この機会にドリルの数々を持って帰り、普段の練習に取り入れて頂きたいと思います!


【参加費】
3,000円(当日払い)

【参加申込方法】
氏名、所属団体、電話番号を[monthlyjjacademy@gmail.com]へお送りください。

【申込期限】
前日まで。

【定員】
30名

【今月の指導内容】
『基礎ドリル集その1』
〜クローズドガード編〜
①クローズドガードから腕十字
②クローズドガードから三角絞め
③クローズドガードからキムラ
④クローズドガードからヒップスロー
⑤クローズドガードからフラワースイープ
⑥クローズドガードからシザーススイープ
⑦クローズドガードの割り方1
⑧クローズドガードの割り方2
⑨クローズドガードの割り方3

〜マウントポジション編〜
①マウントポジションから腕十字
②マウントポジションから十字絞め
③マウントポジションからのエスケープ1
④マウントポジションからのエスケープ2
⑤マウントポジションからのエスケープ3

☆参加者には「復習用動画」のアドレスを配信します!

質問やご要望などがございましたら[monthlyjjacademy@gmail.com]までご連絡ください。

たくさんの参加をお待ちしております!

https://m.facebook.com/events/447746748698696


2014年9月9日火曜日

”鬼極”柔術家・岡本裕士がポイント無しの団体戦『Ipponジャンボリー』を9月20日に開催!

先日の『COPA BULLTERRIER 2014』でも2連続一本勝ちで優勝を決めるなど、日本トップクラスの”鬼極”柔術家である岡本裕士さん(RJJ代表)が、ポイントなしの5分一本勝負の団体戦『Ipponジャンボリー』を9月20日(土)上尾市民体育館 柔道場にて開催発表! 岡本代表曰く、本大会には一般参加はない“プレ大会”に近い形なんだとか。

メインは岡本代表率いる『RJJ』選抜チーム vs 谷津裕介代表率いる『ねわざワールドJ-tribe』選抜チームの7対7団体戦! そして団体終了後には、主催者岡本選手vs 現GLADIATORライト級王者・杉内勇選手とのスーパーファイトもあり!


岡本代表よりコメントを頂きました。

「前々から団体戦の大会を行いたい、という思いがありました。今回は“お試し版”なので、試行錯誤段階のための成功したらもっと大きな会場で、他団体を交えて行えたら、と思っております。9月20日の会場は埼玉県上尾と会場が遠いのが難点ですが、観戦無料、そして大会後には選手、観戦しに来た柔術家の方がも交えてフリースパーを行えれば、と。時間的に余裕があれば、私の“プチセミナー”も。是非、ご来場お待ちしてます!

◆開催日時
平成26年9月20日(土)15:00〜18:00

◆開催場所
上尾市民体育館 柔道場

◆招待チーム
ねわざワールドJ-tribe

◆参加費
無料
※面倒くさいし、記念すべき第1回なのでw

◆スケジュール
15:00〜16:30   7対7勝ち抜き団体戦
16:30〜17:00   スーパーファイト  杉内勇vs岡本裕士
17:00〜17:40   フリースパー
19:00〜21:00   懇親会

◆注意事項
・無料で自由に観戦いただけます。
・人数が多い場合、入場制限をかける場合があります。
・動画及び写真撮影可能です。
・観戦者もフリースパー(無料)及び懇親会(有料)に参加いただけます。

◆その他
観戦希望、懇親会参加希望の方は、
9/13(土)までにコチラまで、
ご連絡いただけると幸甚です。

Ipponジャンボリーページ
http://www.rjjbjj.com/ippon-jamboree/

2014年9月8日月曜日

【キッズ柔術探訪】第一回東京都北区王子・グラスコ柔術アカデミー

グラスコ柔術アカデミーキッズクラス訪問

世界トップクラス達は、柔術を幼少期から習っている事が実際多い印象があります。日本柔術界もより発展させていくためには、キッズ選手の育成は避けられません。そこで日本の柔術アカデミーの現状はどうなっているのか? どういう指導法が行われているのか? という連載を今回から開始します。第一回はJBJJFの審判部長も務める桑原幸一氏が代表を務める東京北区王子「グラスコ柔術アカデミー」にお邪魔しました。同ジムのキッズ柔術クラスは水曜日・土曜日の17~18時の週2回しか行われていません。練習量は少ないなりませんか? の質問に桑原代表は「ウチは試合を目的にしていない」と答えました。その真意とは? 後半インタビューでご確認ください。
王子駅から徒歩5分、ビルの2階にグラスコ柔術アカデミーはあります。近くに学校も多い。

授業前にキッズの瞳が赤いことに気がついた桑原先生。「目はしっかり見えるか、痛くないか、何処でなったか覚えている?」など詳しくヒアリングしていました。

準備運動・補強は先生も一緒に行うことも。「ゆっくりでいいから、的確に」

この日の授業は「クロスニーパス」。他にバリエーションなどは教えず、この一つの技を徹底的に教えこむスタイル。

適度に休憩を取りながら指導。先生も、生徒も楽しそうに柔術しています。

桑原幸一代表インタビュー

――グラスコ柔術アカデミーに通うキッズは何人程いるのでしょうか?
桑原 小学1年生~中学2年生まで、約20名程通っています。

――今日は「クロスニーパス」の“技一つ”だけを練習し、他は遊び、体力アップでした。技一つの理由は?
桑原 試合出場を控えたキッズ達ならば、満遍なく教える必要があるかと思います。でも私の道場では一つのテクニックをしっかり理解してもらいたいので、2~3ヶ月に一度のペースで新しいテクニックを教えています。例えば今年なら三角絞め、押さえ込み、背負投、そして現在はクロスニーパス。この理由としましては、審判部長として長年キッズ大会を観ながら、さらに自身の道場での指導を経て、ウチでは“試合を目的としなくてもいいのでは?”という考えになってきたからです。

――試合を目的にしていない理由、とは?
桑原 僕はグラスコ柔術アカデミーのマットの中で学ぶ授業を子供達にしっかり伝えていきたいと考えています。この場で練習する事で様々な事を学んでほしい。そう考えています。さらに私は小学校6年間のなかで学校行事や親御さんとのふれあい、他のスポーツの経験など様々な経験をしてほしいと考えています。そんな中、週二回しかないキッズクラスの練習で、他の道場に行って出稽古や、試合に対しての準備などを考えると時間も練習日も足りないかなと。なのでキッズクラス私の道場で柔術を終えてもいい。一つの経験になればと考えています。試合出場に関しては強制ではなく、出たい子がいればそれなりの指導をします。しかし出たくない子供も当然います。大人は自分の意思で出る出ないは決められる。でも子供の中にはなかなか決められない、分からない子供もいる。なので子供本人や保護者が試合に出たいという意欲が高ければ、試合に出てもいいし、もっと高みを望むならば高みを目指して良いと思います。しかし今当道場にはキッズに対する試合への練習環境はないのでどうしても高いレベルでの試合の練習がしたければ、他の道場の移籍も勧めます。柔術の学び方、楽しみ方は無限大にあります。そこを指導者がしっかりキッズたちの心を読み取ってあげる事が重要だと考えております。だからウチは週2回、きっちり1時間のキッズクラスの練習を最重要としております。

――週2、は他の盛んなジムに比べれば、確かに少ないです。
桑原 本当は週4日ぐらいはキッズ柔術授業をやりたい気持ちはありますが、大人とのクラスとの兼ね合いや私しか指導員がいない事を考えると週2回が限界ですね。その代わりといっては何ですが、子供達には空いている時間は様々なものに触れて感性を磨いてほしいと思っています。野球サッカー、水泳、読書、絵画教室、お父さんの仕事見学でも、友達と遊ぶのでも良い。何でもよいと思うのです。ウチの生徒は掛け持ちが多いです。しかし中学に上がっても柔術を辞めずに続けてくれる子も
多いのはそのあたりもあるかもしれませんね。

――なるほど。では、キッズたちの帯制度はどうなっているのでしょうか?
桑原 試験、来館数でライン昇格、帯昇格をする制度にしています。これは大人も一緒で、仕事や過程の事情により試合に出れない方も大勢います。その方たちが柔術のスキルがあるのに帯昇格しないのは如何なものか。例えば白帯で何回授業に出て一つラインが巻かれる。色帯では何回でライン、そしてラインが4本になった時に、帯テストをやる。8月にはそれで青帯3人が昇格しました。

――帯テストの内容はどういうものですか?
子供のテストはテクニックだけ、僕が指定した技、対処法ができるのかを見せてもらいます。大人に関しては体力テスト、テクニックならばクローズドガードから割るのをみせてもらったり。あとスパーリングを基準にしていますね。

――子供の習い事、例えば水泳には“級”があったりしますが、それに近い、と。
桑原 そうですね、格闘技ではありますが習い事でもあるので、他のスポーツのような級のようなものかもしれませんね。

――子供の指導で気をつけている点はありますか?
桑原 何よりクラス中の体調管理ですね。少年柔道や、水泳の指導経験などから、どんなに強い子も上手い子でも、やはり体調を崩している時には良い練習ができません。また道場に来て想定外の事が起こり、体調が悪いなか、親に促されて道場にきた。この想定外の事由がきっかけでが柔術がイヤになり、道場に来なくなる事もある。子供は追い込まれた時に、とにかく恥ずかしさ、または恐怖が先にくる。そういう時に、周りの大人がしっかり観てあげて、「大丈夫だよ」と言ってあげるかが大事だと思っています。そういう所から信頼関係が生まれるのではないかな、と。1時間しっかりみて、しっかり親御さんのもとに返すことが、子供たちを預かっているものとしての、一番の責任ではないか、と。ちなみに私は柔道整復師の免許を持っているので、外傷や体調不良などを通常の指導者よりしっかり診る事ができると思っているので、安心してお子さんを預けてください。

――なるほど、有難うございました!


クロスニーパスのポジションスパーは、先生と。桑原先生は両腕を使わず、「先生に勝ったら黒帯だ!」と冗談を交えつつ。

子供の集中力は1時間続かない場合もある。遊びも交えて。最後には体力補強も兼ねて? 鬼ごっこ。帯を踏んだら罰ゲームあり。

子供たちはとにかく挨拶が元気! 桑原先生の指導が行き届いている印象です。

鬼ごっこで帯を踏んだのは、指導員の2人! しっかり罰ゲームのプッシュアップをしていました。

もちろん試合は貴重な経験として自身を成長させてくれるが、キッズにも強制するのものではない。柔術の楽しみ方は無限大にある。取材を通し、そう思わせてくれました。

■グラスコ柔術アカデミー
キッズクラスは水曜日・土曜日の17~18時から