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2015年4月25日土曜日

『名古屋国際オープン柔術選手権2015』1日目終了

『名古屋国際オープン柔術選手権2015』1日目終了しました。
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『名古屋国際オープン柔術選手権2015』初日大会レポート


アジアオープンに続き、日本で行われる国際大会となった『名古屋国際オープン柔術選手権2015』、『名古屋国際オープンノーギ柔術選手権2015』がいよいよ始まります。決戦地・愛知県武道館には世界各国からの選手が多数来場。特に本大会はアダルト黒帯選手にとっては世界柔術選手権出場を賭けた“ポイント対象大会でラストチャンスとも言えます。

初日11時からアダルト黒帯です。




名古屋国際では、格闘技ショップ「ISAMI」さんが物販販売が盛況です。柔術衣も会場限定価格で、さらにリバーサル衣類も特別価格で販売中です。



さらに柔術衣としてシェア率が高い「ALMA」さんも、会場限定柔術衣を販売中!お値段35000円。でも、枚数限定の超レアです。



【名古屋国際】アダルト黒帯ルースター級はワンマッチ決勝で永嶋賢史(ジェントルアーツ名古屋)vs芝本幸司(トライフォース柔術アカデミー)。ダブルガードから芝本選手がリバースデラヒーバからバックを奪い、約一分で送り襟絞めで圧巻の強さを見せ優勝。



【名古屋国際】アダルト黒帯ライトフェザー級決勝は
ベテラン小山貴之(福住柔術)vs最年少黒帯・鍵山士門(デラヒーバジャパン)に。同門・山田選手が破れ雪辱を狙う鍵山選手だったが、小山選手の足関を駆使したガードに苦戦。小山選手が絡みつくようなガードでコントロールをし続けるが、終盤に鍵山選手のスイープが決まり2-2(AD2-2)の同点に。レフリー判定は三審全員“小山”。ベテランの巧さを見せつけた。



【名古屋国際】アダルト黒帯フェザー級決勝は塚田市太郎(ダムファイトジャパン)vsチャールズ・ガスパー(Impacto Japan B.J.J. )。立ち勝負でしばし膠着語、トップが強い塚田選手があえて引き込む。そこからチャールズがTTパスなど猛攻を仕掛けるが、塚田選手も柔軟に越えさせない。結果は果敢なパス狙いで0-0(AD3-1)でチャールズの優勝。




【名古屋国際】アダルト黒帯ライト級はワンマッチで、岩崎正寛 (CARPE DIEM)vs金子竜也(パラエストラ東京)。引き込んだ岩崎選手がラペラガードからディープハーフに流れ、上を奪い2ポイント先制。そこから互いに攻めあうも、互いに意地で堪えたままでタイムアップ。岩崎選手が接戦を制した。



【名古屋国際】アダルト黒帯ミディアムヘビー級はワンマッチ。川添晃史(グレイシーバッハ JAPAN)vsレアンドロ草野(草野道場)の一戦になり、体格に勝る川添選手が序盤に引き込みからスイープを決め先制。ガードも盤石で攻めていたが、終盤にスタミナが切れたのか立ち再開から草野選手の肩車でアドバン、タックルでテイクダウンを許す。草野選手が逆転優勝で雄叫びをあげた。



【名古屋国際】アダルト黒帯スーパーヘビー級はワンマッチ。Youngam Noh(Jiu-Jitsu Lab)vsGiacomo Raupp Zanini
(Ribeiro Jiu-Jitsu International)。Youngam選手が引き込みからディープハーフに入る。Giacomo選手がパス仕掛けアドバンを重ねるが……、残り1分でYoungam選手がスイープを決め逆転! 黒帯10分間の試合時間をフルに使った勝利。



【名古屋国際】アダルト茶帯フェザー級は大塚博明選手(PSBJJ Ogikubo)が一回戦をバックからの絞め、決勝もほぼ相手をコントロールし続けポイント4-2で優勝。



【名古屋国際】アダルト茶帯ライト級はワンマッチ決勝で砂田篤志(グレイシーバッハ)vsホブソン・タンノ(Infight Japan Jiu-Jitsu)。タンノ選手が速攻で引き込み、三角に捉えて、ラバーガード駆使しながらじっくり仕留めて優勝。



【名古屋国際】アダルト茶帯ライトフェザー級には、パン選手権王者の澤田伸大が階級上げて挑むも、高橋健太選手(GSB)が体格差を活かし中盤からバックを奪うなどポイントを重ね勝利。決勝も盤石の優勝。



黒帯マスター1ミドル級は、3人トーナメントながら当日欠場。Impacto Japan B.J.J.の同門対決になり、アサダ・トシオ&ヨースキ・ストーで優勝をシェア。



黒帯マスター3フェザー級は、ワンマッチ決勝で梅村寛(NEX)vs吾妻エメルソン(Over Limit BJJ)。一発狙いの吾妻選手をガードから滑りこむようにマウントを奪うなど、ポジショニングで圧倒。吾妻選手の得意な形をしっかり防いだ。



黒帯マスター3ライト級は福住慎祐(福住柔術)が、フックスイープなど連続で決めるなど、3人トーナメントを制した。



黒帯マスター1フェザー級は村田良蔵(ギムナシオン札幌)vsカーロス・キハラ(Impacto Japan BJJ)の決勝に。互いに引き込みダブルガードで20秒経過のルーチ重ねること3回。キハラ選手が上攻めを選択し、互いに一度スイープを決める。キハラ選手がアンクル、村田選手が三角でアドバン重ね同点。若干村田選手が攻撃的だったので、レフリー判定で制した。



【名古屋国際】アダルト黒帯オープンクラスは、共に準決勝を秒殺一本勝ちで上がったJohn Robert Jordan Jr(BJJ Revolution Team)とChoi Won Choi(Atos Jiu-Jitsu )の一戦に。引き込んだチョイ選手が得意のアームバーを何度も仕掛けてアドバンを重ねるも、次第に体格に勝るジョン選手が相手を潰し、サイドから絞めを狙い逃げたところをバックを二度奪い完勝。圧倒的、と言える強さだった。



【名古屋国際】アダルト紫帯オープンクラスは、白石勝紀(グレイシーバッハ)が圧倒的な強さで勝ちあがり、決勝も電光石火の腕十字を極め優勝。先週はDUMAUにも遠征し優勝。紫の枠を越える強さだった。



【名古屋国際】アダルト茶帯オープンクラスは、ホブソン・タンノ(Infight Japan Jiu-Jitsu)が準決勝で大塚選手との接戦を制し、決勝もMyengse Hwang(Atos Jiu-Jitsu )の圧力に序盤はアドバン先制許すも、終盤に三角捉えて手首、腕狙い、また三角に入ったままタイムアップ。ポイント0-0(AD1-1)のレフリー判定で、タンノ選手が制す。



【名古屋国際】マスター4黒帯オープンクラスは、佐野英司選手 (京都何気)vs新川武志(吹田柔術)のワンマッチ決勝。フェザーとスーパーヘビーで明らかに体格差のある両者。終盤に新川選手のアドバンを得て勝利。



【名古屋国際】一日目終了、スタッフを集め撮影中。明日も最終呼び出しが13時過ぎ予定なので、早めに終わりそうですね。

2015年4月24日金曜日

『名古屋国際オープン柔術選手権2015』スケジュールなど

いよいよ明日25-26日開催の国際ブラジリアン柔術連盟(IBJJF)主催による世界大会『名古屋国際オープン柔術選手権2015』、『名古屋国際オープンノーギ柔術選手権2015』。スケジュールが発表されましたので、こちらにも記載しておきます。

スケジュールされた時間から、少なくとも40分前にウォームアップエリア内で準備しておく必要があります。
また、オープンクラスにエントリーはメダル表彰を終えた15分後まで、という細かさにも注意が必要です。

国際大会、今大会から新ルールでもあり、いつもとは勝手が違う部分があります。皆さん注意しながら試合に臨みましょう!


Saturday – April 25th
10:00 AMBlue belt adult male – GI
Purple belt adult male – GI
11:00 AMBlack belt adult male – GI
11:40 AMBrown belt adult male – GI
Blue belt adult female – GI
Purple belt adult female – GI
Blue belt juvenile male – GI
12:10 PMBlue belt master male and female – GI
Black belt adult male – Open Class Registration – GI
12:50 PMPurple belt master male and female – GI
Black belt adult male – End of Open Class Registration – GI
1:30 PMBlack belt master male – GI
Brown belt master male – GI
2:00 PMBlack belt adult male – Open Class – GI
Blue belt adult male – Open Class – GI
Purple belt adult male – Open Class – GI
3:15 PMBrown belt adult male – Open Class – GI
Blue belt adult female – Open Class – GI
Purple belt adult female – Open Class – GI
Blue belt juvenile male – Open Class – GI
Blue belt master male and female – Open Class – GI
4:10 PMPurple belt master male and female – Open Class – GI
Black belt master male  – Open Class – GI
Brown belt master male  – Open Class – GI


Sunday – April 26th
10:00 AMBlue belt adult male – NO GI
Purple belt adult male – NO GI
Black belt adult male – NO GI
Brown belt adult male – NO GI
10:30 AMBlue belt master male – NO GI
Purple belt master male – NO GI
Brown belt master male – NO GI
Black belt master male – NO GI
Black belt adult male – Open Class Registration – NO GI
11:00 AMWhite belt adult male – GI
White belt master male – GI
White belt juvenile male – GI
Black belt adult male – End of Open Class Registration – NO GI
12:00 PMBlue belt adult male – Open Class – NO GI
Purple belt adult male – Open Class – NO GI
Black belt adult male – Open Class – NO GI
Brown belt adult male – Open Class – NO GI
1:00 PMBlue belt master male – Open Class – NO GI
Purple belt master male – Open Class – NO GI
Brown belt master male – Open Class – NO GI
Black belt master male – Open Class – NO GI

2015年4月23日木曜日

「『Fight & Life』 vol.48」の柔術記事!

4月23日(木)発売の「『Fight & Life』 vol.48」(フィットネススポーツ社)は、表紙でお分かりのとおり空手中心の構成になっています。その中での柔術・グラップリング系記事は以下!

■世界と伍するために──海外トップ道場に学べ!
芝本幸司・玉木強・後藤悠司

柔術ライター橋本欽也さんが、パン選手権を終えた日本トップ柔術家3名の現地出稽古に密着取材しています。芝本幸司選手はメンデス姉弟のART OF JIU JITSU ACADEMYへ。玉木強選手はカイオ・テハアカデミーへ。後藤悠司選手はハウフ・グレイシーアカデミーへ。三者三様、世界トップを味わった表情にも注目して欲しい記事です。

■てらかわよしこのやる気まんまん!

漫画家てらかわよしこ先生のジム体験記が、あの植松直哉先生のネクサセンスで柔術体験しています!
集合写真には、端っこにひっそり宇野選手も!? 1ページですが、見逃せませんよ。

以上。もう少し柔術記事が欲しいところですね。

『Fight & Life』 Vol.48:定価920円
4月23日(木)全国書店で発売!
Amazonでのご購入はコチラから!

2015年4月22日水曜日

【試合で勝負強くなるために緊張に打ち勝つ方法】金古一朗選手の場合

好評の【試合で勝負強くなるために緊張に打ち勝つ方法】シリーズ。今回は昨日の教則DVDレビューに続いてのポゴナ・クラブジム所属の金古一朗選手です。29歳で柔術を始めて、僅か5年で黒帯取得してから全日本選手権3連覇、アジアオープン優勝、ワールドマスターズ2013、2014準優勝、世界選手権2014ベスト8など数々の実績を残すトップ柔術家です。短期間で確実に強くなり、結果を残すメンタルの強さは、何処から生まれるのか聞いてみました。

--試合前にいつも考えていることを教えてください。
金古 試合直前には、“相手に勝とうとはあまり思わない”ようにしています。

--な、なんと。
金古 むしろ「悔いのない試合をしよう」「やってきた事を100パーセント出し切ろう」「応援してくれている仲間のためにも恥ずかしくない試合をしよう」と思うことにしています。確かに「勝ちたい」と思う気持ちは大切です。

勝ちたいからこそ、練習で追い込んだりも出来るのですが、試合中まで勝ちたい気持ちが強すぎると気持ちが空回りすることも多いです。

--なるほど。気負い過ぎ、というヤツですね。
金古 なのでスタンバイエリアに入ってからは、なるべく余計な気負いを捨てて上記のような心持ちで試合に臨むことにしています。

--緊張したらどう対処していますか?
金古 試合はむしろ緊張しなければいけないと思っています。個人的には試合を、練習の時と同じような感じでしてしまうのは…どうなのかなと思います。僕も試合前はいまだにすごく緊張します。

--トップ柔術家でも緊張するのですね。
金古 その中でも「緊張していても、いつも100パーセントの力は出せているから今回も大丈夫、この緊張感が自分をいい方に導いてくれるはず」と思うようにしています。要は緊張上等!ということです(笑)

--緊張上等!! では、初試合に望む方へのアドバイスを一つお願いします。
金古 僕の初試合はグラップリングでバックを取られて負けでした。1回戦負けで悔しかったですが、早く敗因を克服するために練習したくて仕方なかったのを覚えています。

初試合での勝ち負けはそんなに重要ではありません。

そしてそんなに初試合で冷静に戦えるわけもありません。

なのでとにかく夢中で戦ってください。そして試合が終わった後に勝っても負けても今までよりもっと柔術が好きになっていてくれれば僕も嬉しいですね。

■ポゴナ・クラブジム
http://pogonaclub.com/


2015年4月21日火曜日

金古一朗の勝手に教則DVDレビュー!「Breakthrough Jiu-Jitsu Concept」 キーナン・コーネリアス

毎月一度の好評連載、全日本選手権黒帯3連覇の偉業を達成した金古一朗さん(ポゴナ・クラブジム)の教則DVDレヴュー!! 今月は世界トップを走るモダン柔術の筆頭、キーナン・コーネリアスが2012年に発売した「Breakthrough Jiu-Jitsu Concept」です。まだ当時茶帯なのに5枚組DVDを発売したキーナン。その豊富な技術を金古さんはどう判断したのか!?

金古一朗の勝手に教則DVDレビュー!「Breakthrough Jiu-Jitsu Concept」 キーナン・コーネリアス


2012年に発売されたキーナン・コーネリアスの5枚組教則。 まだキーナンは茶帯を巻いています。 今やキーナンの代名詞ともなったワームガードはこの時はまだほとんど紹介されていていません。
トップからの攻めが2枚、サブミッションが1枚、ボトムから2枚という構成ですがトップからが秀逸です。 まずグリップの切り方を丁寧に紹介しているのがいいですね。 袖の切り方、襟の切り方、ズボンの切り方からやっています。 僕も色々な教則DVDを見てきましたがグリップの切り方をしっかり説明しているDVDはほとんどありません。 ここは個人的には非常に好感を持てました。 パスガードはレッグドラッグを中心にパウロ・ミヤオをパスしたストンプ式レッグドラッグパスも紹介しています。 また新世代らしくベリンボロの対処等も当たり前に実践的なものが紹介されていて興味深いです。
ボトムはスパイダーガードとデラヒーバガードを中心ですがスパイダーガードはキーナンらしい足のリーチを活かしたスイープが多く多くの日本人にとっては難しいのではないんじゃないかなと思います。 デラヒーバガードはまだいけそうな技も多かったのでどちらかと言うとデラヒーバガードのほうがオススメですね。
★★★☆☆



2015年4月20日月曜日

配信漫画シリーズ「組み技師列伝」・「第三章 柔術マスター・早川光由(2)」公開!

実録・柔術家漫画を描く「組み技師列伝」シリーズ。第三弾・名門トライフォース柔術アカデミーの総帥・早川光由さんの第二話が公開されました!! 前回更新は一年前だったので、かなり長い間待ちましたね……。




今回は早川さんが柔術を始めてから、本場ブラジルでの激しい修行時代を描いています。
日本柔術史を学ぶ意味でも、読んで損はないと言えるでしょう!

購入は以下から!!一話100円です。
http://p.booklog.jp/book/97186


前回のやざま先生のインタビュー記事は以下に。
あの植松直哉がマンガに!&柔術紫帯の漫画家・やざま優作先生インタビュー

柔術漫画!『組み技師列伝 第二章 寝技職人・大賀幹夫(1)』