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2014年4月5日土曜日

JBJJF『第7回関東柔術オープントーナメント』主な試合結果

3月23日のマスターズと同じ大田区総合体育館で行われた『第7回関東柔術オープントーナメント』。こちらはUNDER30の大会で、延べ100名近い選手が集まり盛況でした。こちらの注目選手の試合結果をココでお伝えします。

アダルト紫帯フェザー級
栗原良生選手(トライフォース柔術アカデミー)VS檜山勇斗選手(パラエストラ川崎)
 ZSTなど総合格闘技で活躍する若手紫帯・檜山勇斗選手を、JBJJF大会で連戦連勝状態の栗原選手がワンマッチ決勝で対戦。勢いのある檜山選手のアタックを、栗原選手が回転体の動きで完璧に受け流し、ポジショニングで圧倒し続け勝利。栗原選手はこの階級ではもはや敵なし、と言えるほどの強さです。

アダルト紫帯オープンクラス
橋本貴選手(パラエストラ吉祥寺)vs上村孝人選手(レナトゥス柔術アカデミー)
 新潟から遠征して臨んだレナトゥス柔術アカデミー所属の上村孝人選手。100kg以上の体格を活かした投げ・抑えこみで上村選手が圧倒し続け、階級別と合わせ2冠達成です。


アダルト茶帯オープンクラス
宮地一裕選手(修斗ジムroots)VS吉田享平選手(頂柔術)
 共に茶帯昇格して間もない2人がワンマッチ決勝で対戦。下から回転系の動きを得意とする宮地選手を、吉田選手がしっかり抑えこむ試合で、僅差の判定勝利。

以上、以下大会結果です。

アダルト白帯ルースター級
優勝  清水悠介 Yusuke Shimizu(DRAGON'S DEN)
準優勝 大和田聖 Akira Owada(GRABAKA柔術クラブ赤羽)

アダルト白帯ライトフェザー級
優勝  関口徹也 Tetsuya Sekiguchi(ストライプル茨城)
準優勝 佛坂和之 Kazuyuki Hotokezaka(GRABAKA柔術クラブ)

アダルト白帯フェザー級
優勝  平山従仕 Juji Hirayama(Fellows)
準優勝 菊地璃久 Riku Kikuchi(デラヒーバジャパン宇都宮)

アダルト白帯ライト級
優勝  木村祐太 Yuta Kimura(トライフォース五反田)
準優勝 田澤裕樹 Yuki Tazawa(Fellows)

アダルト白帯ミドル級
※優勝 Charles Chu(パラエストラ八戸)

アダルト青帯ライトフェザー級
優勝  上田直毅 Naoki Ueda(パラエストラ東京)
準優勝 佐藤真実 Makoto Sato(和術慧舟會HEARTS)

アダルト青帯フェザー級
優勝  中村隆作 Ryusaku Nakamura(パラエストラTB)
準優勝 原島秀一郎 Shuichiro Harashima(和術慧舟會HEARTS)
3位  大藤健佑 Kensuke Ofuji(ブレイブハート)
3位  祖父江誠 Makoto Sobue(アライブ)

アダルト青帯ライト級
優勝  渡辺和樹 Kazuki Watanabe(ブレイブハート)

アダルト青帯ミドル級
優勝  卯都木豪 Go Utsugi(パラエストラTB)

アダルト青帯ミディアムヘビー級
※優勝 伊藤貴文 Takafumi Ito(ブレイブハート)

アダルト紫帯ライトフェザー級
優勝  高橋俊彦 Toshihiko Takahashi(パラエストラ吉祥寺)

アダルト紫帯フェザー級
優勝  栗原良生 Ryosei Kurihara(トライフォース柔術アカデミー)

アダルト紫帯ウルトラヘビー級
優勝  上村孝人 Takato Kamimura(レナトゥス柔術アカデミー)

アダルト茶帯ライトフェザー級
※優勝 宮地一裕 Kazuhiro Miyachi(修斗ジムroots)

アダルト茶帯ミディアムヘビー級
※優勝 吉田享平 Kyouhei Yoshida(頂柔術)

アダルト白帯オープンクラス
優勝  菊地璃久 Riku Kikuchi(デラヒーバジャパン宇都宮)
準優勝 木村祐太 Yuta Kimura(トライフォース五反田)
3位  栗山良太 Ryouta Kuriyama(ネクサセンス)
3位  Charles Chu(パラエストラ八戸)

アダルト青帯オープンクラス
優勝  卯都木豪 Go Utsugi(パラエストラTB)
準優勝 中村隆作 Ryusaku Nakamura(パラエストラTB)
3位  渡辺和樹 Kazuki Watanabe(ブレイブハート)
3位  原島秀一郎 Shuichiro Harashima(和術慧舟會HEARTS)

アダルト紫帯オープンクラス
優勝  上村孝人 Takato Kamimura(レナトゥス柔術アカデミー)

アダルト茶帯オープンクラス
優勝  吉田享平 Kyouhei Yoshida(頂柔術)


2014年4月4日金曜日

4月5日発売ビッグコミックオリジナルで『七帝柔道記』がコミック化!


もはや柔術家にとって、ひとつの聖書になりつつある増田俊也氏の自伝的青春小説七帝柔道記」が、ビッグコミックオリジナルの4月5日発売号よりコミック化!

■あらすじ
北海道大学柔道部へ入るため名古屋から出てきた増田俊也――
高校時代に同じ柔道部だった友人は、そこは地獄だと言うが…?
大宅壮一ノンフィクション賞受賞作家・増田俊也氏の自伝的青春小説をコミック化!


作画担当は相撲漫画の「おかみさん」や女子大生が活躍する「団子坂ストーリー」などで知られる女性漫画家・一丸先生。

「KIMURA」は原田久仁信先生の荒々しい作画が迫力満点でしたが、一丸先生の柔らかいタッチで“地獄”とも称された苦しい練習の日々、そして己の限界に挑み続ける“寝技の青春”は一体どう描かれるのか!?

ビッグコミックオリジナルのPC版HPでは、第一話の試し読みが可能!
http://big-3.jp/bigoriginal/tameshiyomi/saisin/20140405/jyudo/index.html

おぉ、柔道部を辞めた鷹山は意外にも好青年だ、早く和泉先輩のジャンボ寿司を食うところ、金澤主将に圧殺されるシーンがどう描かれるか読みたすぎる!!

そんなビッグコミックは隔週発売です!


2014年4月3日木曜日

『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』マスター1茶帯オープンクラスレポート

『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』の茶帯部門オープンクラスは、ルースター級からミディアムヘビー級まで、各階級の優勝者ばかりの強者ばかりのトーナメントになりました。優勝本命は体格に勝る神田選手、伊藤選手と予想してましたが、結果は--。
マスター1茶帯オープンクラス (7名) 

  神田崇広(GRABAKA柔術クラブ)
  桜田良彦(MAX柔術アカデミー)
  中尾亮(X-TREME柔術アカデミー)
  坂本純(トライフォース柔術アカデミー)
  伊藤俊亮(トライフォース柔術アカデミー)
  折戸積秀(ネックス)
  丸山健(パラエストラ上越)

マスター1茶帯オープンクラス・準決勝
坂本純選手(トライフォース柔術アカデミー)VS神田崇広選手(GRABAKA柔術クラブ)
重量級とは思えに柔軟なテクニックを持つ神田選手に対し、坂本選手は持ち味のスピードと爆発力で勝負。坂本選手は飛び込むような動きで攻めアドバンテージで先制するも、神田選手の下からの作りが上手く2度ほどスイープを決めます。坂本選手をバックを取られては前に落として上になる、を繰り返す上下の位置がめまぐるしく代わる動きの激しい試合に。最後は神田選手がバック4ポイントを奪い勝利しましたが、坂本選手の巧さも光りました。

マスター1茶帯オープンクラス・準決勝
伊藤俊亮選手(トライフォース柔術アカデミー)VS丸山健選手(パラエストラ上越)
両者引き込みダブルガードから伊藤選手が立ちアドバンテージ先制。丸山選手のスパイダーを、伊藤選手は一気に手を引き抜きサイドからバックを狙うも、前に落とされて丸山選手がスイープの2点が与えられます。伊藤選手はすぐさまデラヒーバガードからの草刈りで追いつき、その後もアドバンテージ差を守りきり勝利。決勝に駒を進めます。

マスター1茶帯オープンクラス・決勝
伊藤俊亮選手(トライフォース柔術アカデミー)VS神田崇広(GRABAKA柔術クラブ)
 伊藤選手の引き込みに合わせ、神田選手はカミツキからサイド、バック狙いも落とされ下に。伊藤選手は相手のクロスガードに対し、両脇を抑えて立とうとした瞬間、神田選手が待ってました!とばかりのダブルアームロック!! 両腕がっちり決まり、これには伊藤選手も絶えられず。神田選手はこの技で一昨年の全日本NO-GIも制しているだけに、相当得意なのでしょう。↓JBJJFさんが試合動画を公開しているので、“ダブルアームロック”をチェックしてみてください!

2014年4月2日水曜日

4月2日『柔術ニュース』一覧

■MMAPLANETさんでは、連日『Metamoris03』のレポート記事掲載中!
試合の詳細レポートだけではなく、しっかりエディ&ホイラーの試合後インタビューもあり。

スポーツを「気軽に、楽しく、続ける」ための情報サイト、スポーツナビDoさんで、石川祐樹先生のブラジリアン柔術道場『カルペディエム』の40歳以上を対象にした「オーバー40クラス」の体験記です。生涯スポーツの柔術の魅力があふれている記事ですね。



本日は以上!

2014年4月1日火曜日

『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』マスター1茶帯各階級レポート

『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』の茶帯部門では、マスター2以降の参加選手が多かった印象があります。マスター1は30歳なりたて!ぐらいの選手が多く、アダルトさながらの激しさが印象的でした。

マスター1茶帯ルースター級決勝
中尾亮選手(X-TREME柔術アカデミー)vs折戸積秀選手(ネックス)
序盤から折戸選手が下からの豊富な仕掛けでアドバンテージを得る。そしてインバーテットから50/50で絡みつくが、中尾選手が上から膝割りパスで潰すが、折戸選手が潜って離れて50/50に。このまま試合終了で折戸選手が優勝。

マスター1茶帯ライトフェザー級ワンマッチ決勝
坂本純選手(トライフォース柔術アカデミー)VS 倉田在俊選手(ネクサセンス)
 常に動き続け、躍動的なトップポジションの攻めを得意にする坂本選手が、完パスはなかなか成功しないが終始攻め続け圧倒。倉田選手は逆転の足関狙いも、一歩届かず。坂本選手がワンマッチを制します。

マスター1茶帯ライトフェザー級ワンマッチ決勝

ミドル級決勝・神田崇広選手(GRABAKA柔術クラブ)VS吉本和将選手(SAD)
ミドル級は4名エントリーで、本命・神田選手が順調に決勝へ。相手は杉江アマゾン大輔選手と同じSAD所属の吉本選手。「今年3連敗していた」と話す神田選手は、一回戦を勝利した事で波に乗ったのか、決勝も引き込みから潜って即効の膝十字! これがガッツリ決まって、鮮やかに優勝をかっさらっていきました。

■JBJJF
https://www.jbjjf.com/



2014年3月31日月曜日

『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』マスター3黒帯フェザー級&無差別級

『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』より。マスター3で主役になったのは、吾妻エメルソン選手(ねわざワールド)。元々は昨年のプロ・アマキャッチで優勝するなど、極めにとことん拘ったグラップラー。柔術衣を着ても終始一本勝ちを狙う姿勢が観ていても面白い選手です。昨年から頻繁に柔術大会に出場するようになり、今年はマスターズにも挑戦しました。

マスター3黒帯フェザー級決勝
吾妻エメルソン選手(ねわざワールド)vs佐野英司選手(京都何気)
 引き込んだ佐野選手に、吾妻選手も合わせるように寝てダブルガード攻防に。そして吾妻選手が一瞬で腕十字狙い、佐野選手が足をかけ逃れようとしたところをバックに回り、絞めで一本。柔術家らしい動きを魅せてくれました。


マスター3黒帯無差別級決勝
吾妻エメルソン選手(ねわざワールド)vsMario Marcio Katayama(KATAYAMA JIUJITSU)
体重差を物ともせず、三角十字で一本勝ち!
 吾妻選手は一回戦でミディアムヘビー級のMario Marcio Katayama選手と対戦。明らかにパワー差に手を焼くか、と思いきや素早く引き込んだ吾妻選集が三角、腕十字を狙い続け。遂に2分過ぎに三角にガッチリ捉えて、そこから腕のばして一本。まさかの2分足らずで制し、決勝へ。

マスター3黒帯無差別級決勝
吾妻エメルソン選手(ねわざワールド)vs 高谷聡選手(パラエストラ吉祥寺)
高谷聡選手の大会5連覇を阻む一本狙い続ける積極性!
決勝は、マスターズ5連覇を賭けるパラエストラ吉祥寺代表・高谷選手。高谷選手が得意とする立ち技に付き合わず、開始20秒で吾妻選手が引き込みます。さすがの吾妻選手もそう易々と一本極められず、クロスガードの中での我慢比べがしばし続きます。そして残り30秒で高谷選手がクロスを割りパスを仕掛けますが、そこを吾妻選手が一瞬で跨ぎ腕十字へ。これは防がれるも最後もアグレッシブに狙う姿勢が評価された? レフリー判定で吾妻選手が勝利! 階級別と合わせ2冠達成です。

■吾妻エメルソンブログ
http://emersonazuma.seesaa.net/

2014年3月30日日曜日

『Metamoris The Rematch』エディ・ブラボー対ホイラー・グレイシー動画

29日(日本30日午前)にカリフォルニア州ロサンゼルスで行われたプロ柔術大会『Metamoris The Rematch』。大会目玉は11年ぶりの再戦になるエディ・ブラボー対ホイラー・グレイシー戦! ADCC2003年でエディに踏み台にされたホイラー、43歳vs48歳というの因縁対決の結果は? 他にもハファ×クラークなど超注目の全6試合、20分×1R、ポイント&判定無し、決着は一本のみの結果は?

スグ消される可能性はありますが、試合動画を今のうちにご確認を!
(終盤、知恵の輪ぐらいに絡み合ってます)
エディ・ブラボー(米国)
ホイラー・グレイシー(ブラジル)
結果:エディ・ブラボーが終始攻めているが、結果はドロー
 

ハファエル・メンデス(ブラジル)
クラーク・グレイシー(ブラジル)
結果:ドロー。


キーナン・コーネリアス(米国)
ケビンケイシー(ブラジル)
結果:ヒールフックでキーナン勝利



ディーン・リスター(米国)
ヘナート・ババル(ブラジル)
結果:ドロー

ギ・メンデス(ブラジル)
サミール・シャントリ(ブラジル)
結果:ベースボールチョークでギが勝利。

ザック・マックスウェル(米国)
ショーン・ロバーツ(米国)
結果:ドロー