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2014年3月31日月曜日

『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』マスター3黒帯フェザー級&無差別級

『第8回全日本柔術マスターズ選手権大会』より。マスター3で主役になったのは、吾妻エメルソン選手(ねわざワールド)。元々は昨年のプロ・アマキャッチで優勝するなど、極めにとことん拘ったグラップラー。柔術衣を着ても終始一本勝ちを狙う姿勢が観ていても面白い選手です。昨年から頻繁に柔術大会に出場するようになり、今年はマスターズにも挑戦しました。

マスター3黒帯フェザー級決勝
吾妻エメルソン選手(ねわざワールド)vs佐野英司選手(京都何気)
 引き込んだ佐野選手に、吾妻選手も合わせるように寝てダブルガード攻防に。そして吾妻選手が一瞬で腕十字狙い、佐野選手が足をかけ逃れようとしたところをバックに回り、絞めで一本。柔術家らしい動きを魅せてくれました。


マスター3黒帯無差別級決勝
吾妻エメルソン選手(ねわざワールド)vsMario Marcio Katayama(KATAYAMA JIUJITSU)
体重差を物ともせず、三角十字で一本勝ち!
 吾妻選手は一回戦でミディアムヘビー級のMario Marcio Katayama選手と対戦。明らかにパワー差に手を焼くか、と思いきや素早く引き込んだ吾妻選集が三角、腕十字を狙い続け。遂に2分過ぎに三角にガッチリ捉えて、そこから腕のばして一本。まさかの2分足らずで制し、決勝へ。

マスター3黒帯無差別級決勝
吾妻エメルソン選手(ねわざワールド)vs 高谷聡選手(パラエストラ吉祥寺)
高谷聡選手の大会5連覇を阻む一本狙い続ける積極性!
決勝は、マスターズ5連覇を賭けるパラエストラ吉祥寺代表・高谷選手。高谷選手が得意とする立ち技に付き合わず、開始20秒で吾妻選手が引き込みます。さすがの吾妻選手もそう易々と一本極められず、クロスガードの中での我慢比べがしばし続きます。そして残り30秒で高谷選手がクロスを割りパスを仕掛けますが、そこを吾妻選手が一瞬で跨ぎ腕十字へ。これは防がれるも最後もアグレッシブに狙う姿勢が評価された? レフリー判定で吾妻選手が勝利! 階級別と合わせ2冠達成です。

■吾妻エメルソンブログ
http://emersonazuma.seesaa.net/