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2015年6月23日火曜日

『ゴング格闘技』8月号、柔術・グラップリング記事が満載過ぎる!

6月23日(火曜日)発売『ゴング格闘技』8月号で、BJJPLUSでも写真一部を提供しています。今月号は柔術家・グラップラーにとって必読と言えるでしょう。表紙の名前一覧でも分かる通り、『世界柔術2015』を終えて、女子黒帯王者になった湯浅選手、ミヤオと接線を繰り広げた芝本選手などのインタビューが掲載されています。また、総合記事でもやたら組み技、グラップリング系のテクニックが多い! 技術本としても手元に置いておきたい一冊と言えるでしょう。

以下、柔術記事のピックアップです。

【特集】
柔術、2015年6月。


5月28日から31日にかけて、今年もIBJJF主催世界柔術選手権が開催された。黒帯はポイント制導入により、出場資格制限が設けられ新たな一歩を示し出した世界柔術。ハファ・メンデスの5度目の世界戴冠。湯浅麗歌子の優勝と芝本幸司の初戦敗退。今年も様々なドラマが見られた競技柔術の頂点の戦いを軸に──5月9日のグレイシーの敗北を踏まえ、2015年6月の柔術事情をカリフォルニアと東京からお届けしたい。

☆5.28-31 世界柔術 試合リポート
ポイント制導入で変わった世界柔術と、変わらないブラジリアン柔術界。ハファ&シャンジ、5度目の階級制覇ルースターのマルファシーニは7度目の頂点

☆ハファ・メンデスの柔術&人生哲学=ポジティブ・シンキングホイラー・グレイシーとフーベン・シャーレス・コブリーニャの記録を越え世界柔術ファザー級5度目の優勝を果たしたハファエル・メンデス。勝利の美酒に酔う間もなく、翌日から指導を再開しているハファにアリアンシ勢によるメンデス包囲網が敷かれた今大会を振り返ってもらった。そこにはハファの柔術&人生哲学、勝利の鉄則といえるポジティブ思考が存在した。

☆5.28-31 世界柔術 日本人選手リポート撫子柔術、2年連続で金メダル獲得。湯浅麗歌子が女子ライトフェザー級で頂点に。
世界柔術 2015 試合結果

☆女子アダルト黒帯ライトフェザー級優勝!
“LADY SASA”湯浅麗歌子
「会場にいない佐々先生の声が聞こえたんです」
昨年の八木沼志保に続き、今年も女子の世界王者が誕生した。かつての「スーパー女子高生」は、2013年に世界の表彰台に立った佐々幸範に師事。ただ勝利のみを目指した世界柔術と、師の教えを語る。

☆vsジョアオ・ミヤオ戦の10分間で知る現代柔術の戦い方。
4年連続ベスト8の中身、芝本幸司
「背中が見えた。この1年が勝負です」
世界の頂点を目指せる日本人柔術家、芝本浩司。結果は今年もベスト8、初戦敗退となってしまった。しかし、ジョアオ・ミヤオと『戦った』10分間は彼に更なる自信と自覚を与えることとなった。

☆ヒーロンの敗北を尋ねに行くと──議題は足関論にエディ・ブラボー「ラバーガードが得意なら、足関節も得意になれるはず。クレイジーだ! 怖えぞ!!」
ラッシュ&道衣のズボン、ノーポイント&サブミッション・オンリーのエディ・ブラボー・インビテーショナルを主宰する異端児エディ・ブラボー。その彼にヒーロンの一本負けと、自らが主宰する柔術大会のことを尋ねると、物凄い勢いで足関節論を語り始めた。エディ・ブラボーと足関節、このチョット不思議な組み合わせ、ディープな柔術論を楽しんでほしい。

☆ヒーロンの敗北を尋ねに行くと──とんでもない展開に
ホリオン・グレイシー

「私の使命はグレイシー・ダイエットを広めることだ。○○までに成し遂げる」
エリオ・グレイシーの長男。UFCをクリエイトし、世界に柔術を広めるきっかけとなったホリオン・グレイシー。その押しの強さと言葉の激しさに、一族内外からも功績を認められつつも、疎んじられる部分もある。柔術を世界に広めたことで、その優秀性が証明されたという持論を持つ。結果、競技参加に興味を失っていたホリオンに、彼の長男であるヒーロンのメテモリスにおけるジョシュ・バーネット戦の敗北について取材に訪れると、御年63歳の彼は柔術でなく、ダイエットの普及に今後の人生を懸けるという熱い想いを激白した。ホリオン語録を堪能あれ。

☆“寝技の神様”はいかに生まれたのか
松原隆一郎×柏崎克彦
「一人稽古のススメ」。
高校で教鞭を執りながら、全日本選抜体重別選手権で4連覇を含む5度の優勝。世界選手権でも金メダルに輝いた芸術的寝技師は、中央から離れた場所での“一人稽古”で強くなったという。いったいどんな発想から、どんな稽古内容で柏崎克彦は孤高の達人となったのか? 知られざる天才の驚愕の稽古論に、松原隆一郎教授が迫る

☆アサイーと柔術、あれから10年
“奇跡のフルーツ”アサイー上陸前夜の中井祐樹×早川光
“ブラジリアンの強さの秘密”と言われたアサイー。日本では長らく知られていなかったこのフルーツを口コミで伝えたのは、中井祐樹・早川光由ら日本柔術のパイオニアたちだった。フルッタフルッタ社員の結城聡氏を交え、その魅力を熱く語ってもらった。

http://www.eastpress.co.jp/gonkaku/