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2013年11月11日月曜日

【2013No-gi World】神田崇広選手、現地レポート

11月2~3日(土~日・現地時間)、カリフォルニア州ロングビーチのザ・ピラミッドでIBJJF主催の世界ノーギ柔術選手権が開催されました。先日のADCCの優勝者は出場こそしませんでしたが、世界各国からトップ選手が集結。日本からはJBJJFの2012年間ランキングを制した神田崇広選手(GRABAKA柔術クラブ)も参加しました。そんな神田選手がノーギ柔術選手権のレポートを書いてくださったので、2回に別けてお届けいたします。
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BJJ PLUSをご覧の皆さん、初めまして。GRABAKA柔術クラブ所属の神田崇広と申します。昨年の日本ブラジリアン柔術連盟(JBJJF)のNo-giランキングにおいて、茶-黒帯部門で年間1位になった副賞として、“2013ノーギワールズ航空券”を頂き今年参戦させて頂きました。

僕自身が人生初の海外試合で、さらに日本人参加者を少ないので不安で一杯。ジムのメインインストラクターで全日本ブラジリアン柔術選手権・黒帯3連覇の中村大輔さんの引率が心強かったです。

成田空港からロサンゼルス国際空港への約9時間のフライト。到着スグにトラブル発生。何と、空港で銃撃戦があったそうで急遽ターミナルを変更するとのアナウンス……。死者も出たそうで、アメリカって怖い、と実感。荷物をピックアップするも、警官に「安全が確認できるまで外には出せない」と結局税関で三時間強待たされました。タクシーも二時間並び、宿まで一時間……。初日はクタクタですぐに就寝です。

LA二日目。会場のロングビーチピラミッドはホテルから歩いて30分ほど。場内では既に青~紫帯選手の試合が行われており、立ち見。皆さんガタイが大きく、レスリングが巧い。様々な柔術・寝技系のブースがあり、観客も多く、やはり世界大会の規模が違う、と実感。参加者賞がもらえるブースを発見して、IDを見せ大会記念Tシャツとグレイシーマガジン最新号を頂く。Tシャツは生地が薄くペラペラでした。


一度仮眠してから会場に戻ると、既に 黒帯のオープンクラスの熱戦真っ只中! 会場にはレオジーニョ、テレス、エディ・ブラボー、ディーン・リスター、サイボーグ、ベンヘンなど有名選手がちらほら。これだけ有名柔術家・グラップラーを目の当たりにすると、世界大会なんだな、と実感します。ロ選手、テレス選手の動きなど、間近で見ると本当に勉強になります。試合も終盤まで見ましたが、薄暗くなって来たため、途中で帰りました。いよいよ明日は試合に挑みます。

レポート二日目は明日!