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2016年6月30日木曜日

“ジュクの柔術狂”レポート:6/26Gi西日本選手権 大会&レフェリー試験編



大好評の“ジュクの柔術狂”ことトライフォース新宿所属の佐藤智彦選手によるレポート後編をお届けします!

今回は、JBJJF 関西ルール講習会翌日6/26に大阪府豊中市・武道館ひびきにて開催されましたIF-PROJECT主催『GroundImpact 西日本選手権2016』と当日実施されましたレフェリー試験の模様という貴重なレポートとなっています。

前編はコチラ!≫≫
BJJ PLUS: “ジュクの柔術狂”レポート:6/25 JBJJF 関西ルール講習会
http://bjjplus2013.blogspot.jp/2016/06/625-jbjjf.html
                                    
講習会の翌日には関西柔術界の聖地とも言える武道館ひびきで行われたグラウンドインパクト西日本大会に参加してまいりました。

関西柔術界の聖地とも言える武道館ひびき、関東で言えば台東リバーサイドスポーツセンターの様な存在と言えば良いのでしょうか。
自分にとっては初めて遠征をした思い出の会場。言わば柔術狂生誕の地です。

話が横道に逸れました、大会には今をときめく選手が多数出場しており、関西だけでなく様々な地方からの柔術家が集結しており非常に盛り上がっていたと思います。
大会当日に中継が行われており、柔術関係の映像作品を手掛けるフルフォースさんもYouTubeに試合動画をアップされているので、試合会場に居なくても関西柔術界の熱を感じ取った方が多数いるのではないでしょうか。

今回のメインテーマの一つであるレフェリー試験には自分を含めて5名が受験。テスト生の多さも関西柔術界の熱を表していると言えるのではないでしょうか。
まず初めにレフェリー陣が集まり、諸注意の確認を行った後、テスト生が集められ試験の進め方について説明を受けました。
その後、ユニフォームチェックをテスト生で担当。
個人的な感想としてはユニフォームについての認識も広がったのか、引っかかる人は殆ど居なかった様に思います。

その後は自身の試合の為に早着替え。今後はこの早着替えの打ち込みもしようと思います。

試合は昨年のワールドマスターで仲良くしていただき、いつか試合をしたいと考えていたNR柔術の松本選手とのワンマッチ。
胴着ブランドのスポンサー選手として精力的に活動されている松本選手。「平城京のスピンマスター」というリングネームが表現する通りの見事な回転系ムーブの前に一本負けでした。
負けは負けですから悔しい気持ちもある一方、試合直後や表彰では清々しい感じで松本選手との仲が一層深まった気がします。

試合が終わった後はレフェリー試験。
連盟からマツクマ先生と滝川先生が試験官として三審制の形で、テスト生が5試合裁く形で試験は実施されました。

自分も含めてテスト生全員、試合より緊張したと言っていたのが印象的です。

テスト終了後には一人一人講評を受けてレフェリー試験は終了。

何を言われたかは書けませんが、この講評が非常に勉強になりました。レフェリング技術だけでなく柔術全般に繋がるアドバイスをいただけた様に感じましたし、これから柔術を更に楽しく学べる様な気がします。

東北オープンからレフェリーを務めさせていただく様になりましたが、常に人の試合を裁く事の難しさを感じます。また、レフェリーをする=仲間のセコンドには殆ど付けない事を意味します。
これまで自分の試合を裁いてくれたレフェリーの方々に感謝すると共に、日本人の公認レフェリーが減少しているという中、自分が少しでもお手伝い出来れば、と考えています。

最後に改めて、今回ルール講習会の開催やレフェリー試験の開催にご尽力された桑野さんや浜島先生、レフェリー試験を監督してくださったマツクマ先生や滝川先生、大会の運営に関わったスタッフの皆様に感謝を述べてレポートを終わりたいと思います。本当にありがとうございました!
関西柔術界は熱い!
                                   
佐藤選手、貴重なレポートをご寄稿いただきありがとうございました。
これからも選手としてレフェリーとして全国各地の大会でのご活躍を期待しています!