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2016年6月27日月曜日

“ジュクの柔術狂”レポート:6/25 JBJJF 関西ルール講習会



2016年6月25日(土)大阪府・モンスターハウスにて開催されましたJBJJF 関西ルール講習会のレポートを、全国各地の大会に精力的に参加され“ジュクの柔術狂”として知られるトライフォース新宿所属の佐藤智彦選手よりご寄稿頂きましたのでご紹介させていただきます。
                                    
東北オープンに続いて今回関西で開催されたルール講習会及びグラウンドインパクト西日本大会のレポートを書かせていただく事になりました、トライフォース新宿所属の佐藤智彦と申します。

大阪箕面市にあるモンスターハウスさんで開催された今回のルール講習会。

IBJJF主催の大会の場合、大会前日にルール講習会が開催される事が多いですが、平日の仕事で重なってしまい中々出たくても出れないという方も多いのではないでしょうか。自分もその様な人間の1人です。

今回は元々出場を予定していたグラウンドインパクト西日本大会に合わせて開催されるという事で良いタイミングだと考え、参加してまいりました。また、東北オープンや東日本選手権、全日本NO-GIでみなしレフェリーを務めさせていただきましたが、今回の大会で公認レフェリーとしての試験を受ける為(注:直近1年間に開催されたルール講習会を受けていないとレフェリー試験は受けられない)、というのもありました。
ちなみに6名以上の参加者が確定している場合、ルール講習会を開催する事が出来るそうです。
各地方の柔術家の皆様、一度開催をご検討されては如何でしょうか。

今回のルール講習会ではグレイシーバッハの滝川先生が講師を務めて下さり、ルールブックの各項目を一つずつ解説&質疑応答の形式で進行しました。

自分は試合に多数出てルールを理解している方だと思っていましたが、今回の講習会に出てみて初めて知った点や理解が深まった点が多数有りました。特に技の流れで個々の技は3秒キープ出来なくてもラストの技で3秒キープ出来れば、流れの中でのポイントが全て入る、という点は全く知らなかった点ですね。

ガードやパス、それぞれのポイントの概念も改めて学ぶ事が出来、柔術という競技に対しての理解が深まった気がします。

どうしてもルール講習会というと指導者やレフェリーの為、というイメージが有りますが、今回受講してみて、むしろ積極的に試合へ出場している競技者こそ出席すべきだと思いました。

ルールへの理解が深まればポイントやアドバンテージがどんな場面で入るのか、反則とはどんなシチュエーションを指すのかが分かり、試合に臨む上で必ずプラスになると思います。

講師の滝川先生、主催された高槻柔術の桑野さん、会場となったモンスターハウスさん、本当に有難うございました。

大会&レフェリー試験編に続きます!