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2013年10月31日木曜日

【アジアオープン2013】ルースター級・芝本幸司が連覇!

アジアオープン2013で黒帯各階級で“優勝候補”を選び難い中で、ルースター級だけはトライフォース所属の芝本幸司選手に他なりません。昨年はヨーロピアン選手権で日本人初優勝、IBJJプロリーグ2012の64kgで活躍するなど世界にその名を知らしめました。今年もヨーロピアン2位、世界ブラジリアン柔術選手権でベスト8に食い込み、世界トップレベルであることを証明。大会前に芝本選手はアジアオープンについて「世界を意識した時、様々な部分を確認できるとても重要な大会」と話していました。意識の高い芝本選手を止める選手は現れるのか、注目のルースター級のレポートをお届けします。

アダルト黒帯ルースター級準決勝
芝本幸司選手(トライフォース)VSグン・ナ選手(ヘンゾグレイシーインターナショナル)
 両者引き込み合いも、芝本選手はこだわらず立ち上がり、グン選手がクローズドガードに。芝本選手はしばし相手の動きを確認した後にガードを割り、そこからは芝本選手がサイド、マウント、ニーオンとポイントを重ね21-0という差に。ポジショニングで完全に支配した6分過ぎ、最後はバックから送り襟絞めで一本。盤石の試合運びで決勝に駒を進めました。


アダルト黒帯ルースター級準決勝
澤田真琴(Dragon's Den)VS吉岡広明(パラエストラ)
元プロ修斗フライ級世界ランカーで現PARAESTRA和泉代表である吉岡広明選手が、先日の全日本ブラジリアン柔術選手権で代表を務めるDragon's Denを団体優勝に導いた名将・澤田真琴選手が対戦。引き込んだ吉岡選手に対し、澤田選手も冷静に立ち上がりパスガードを仕掛けていきます。吉岡選手もラバーガードで防ぎますが、澤田選手の矢継ぎ早な動きになかなか反撃ができず、アドバンテージを与えてしまいます。結果、ポイント0-0(アドバン3-0)で澤田選手が勝利。


アダルト黒帯ルースター級決勝
芝本幸司選手(トライフォース)VS澤田真琴(Dragon's Den)
約3ヶ月前のJBJJF主催『全日本ブラジリアン柔術選手権』の決勝の再戦に。その時も澤田選手が引き込み、芝本選手が冷静に上からパスガードを狙い続けましたが…、まさに再現のような試合に。今回は芝本選手が三角を決めかけるなど、ポイント17-0の大量リードで勝利。危なげない試合運びで、優勝本命の評価に恥じぬ圧勝で、大会2連覇を決めました。

BLACK / Adult / Male / Rooster
First - 芝本幸司(トライフォース柔術アカデミー)
Second - 澤田真琴(DRAGON'S DEN)
Third - Gun Na - Renzo Gracie International
Third - 吉岡広明(パラエストラ)
(写真提供:JBJJF広報部)