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2013年10月30日水曜日

【アジアオープン2013】シニア2黒帯でレジェンド柔術家が二冠達成!

アジアオープン2013には海外の有力選手が集まる中で、いわゆる“レジェンド級”も来日。それがシニア2黒帯ミドル級にエントリーしホドリゴ・メデイロス選手(BJJレボリューションチーム)です。この名前を聞いてムンジアル連覇の“コンプリード”が!? と思う柔術家が多いかもしれませんが、同姓同名ながらコンプリードに負けず劣らずのレジェンドです。今回来日した方のホドリゴは、故カーウソン・グレイシーの高弟。ガードの名手として知られ、彼の教則本である「The Essential Guard」は現在でも“柔術界最高の教則本”との評価も受けているほどです。現在は香港版イヴォルブMMAと呼ばれる『EPIC MMAクラブ』で総合選手に指導するなど、後進育成にも定評あり。そんなホドリゴ選手の試合をお届けします。

シニア2黒帯ミドル級決勝
ホドリゴ・メデイロス選手(BJJレボリューションチーム)福住慎祐選手(福住柔術)
階級別では福住慎祐選手(福住柔術)、高谷聡選手(パラエストラ)という各ジム代表との巴戦に。まず一回戦で福住選手をポジショニングに圧倒。決勝戦ではもう一度福住選手を相手に柔術を知り尽くしたようなゆったりした動きでサイドを奪うなど6-0で制しました。

シニア2黒帯オープンクラス
ホドリゴ・メデイロス選手(BJJレボリューションチーム)吾妻エメルソン選手(福住柔術)
無差別級のオープンクラスでは、藤田柔術代表の藤田喜弘選手を完封し、決勝の相手はZSTなどで活躍する強豪グラップラー吾妻エメルソン選手に。吾妻選手は準決勝で逆転三角絞めの勢いそのままに、決勝でもポイントで劣勢になろうとも三角、腕十字を一発狙いで責めます。それをを全て冷静に捌ききり、16-0の完勝。得意の“ガード”を然程使わず、テクニック面で日本人の柔術家の一枚も二枚も上をいく貫禄の二冠達成でした。


    BLACK / Senior 2 / Male / Middle
First - Rodrigo Medeiros - BJJ Revolution Team
Second - 福住慎祐(福住柔術)
Third - 高谷聡(パラエストラ)

BLACK / Senior 2 / Male / Open Class
First - Rodrigo Medeiros - BJJ Revolution Team
Second - Emerson Azuma - Newaza World
Third - Almir Rogerio Dos Santos - Ogawa Jiu Jitsu
Third - Yoshihiro Fujita - Fujita Jiu-Jitsu