KBJJA代表・イージョンウ氏とIF-PROJECT代表・安井佑太氏
来る10月30日(日)東京・墨田区総合体育館で開催される『KBJJA BJJ PRO JAPAN』
韓国のKBJJAが主催し、IF-PROJECTが大会を主管、日本ブラジリアン柔術連盟協力という体制で行われる本大会ですが、果たしてどのような大会なのか? 何故日本で開催されるの? 今後の展開は? などの疑問をIF-PROJECT代表・安井佑太さんにお伺いしてみました。
――今回が日本初開催となる『KBJJA BJJ PRO JAPAN』ですが、そもそもどのような大会なのでしょうか?
安井:韓国のKBJJA(KOREA BRAZILIAN JIU-JITSU ASSOCIATION)が定期的に開催している『BJJ PRO』という賞金トーナメント大会がありまして、毎回多数の参加者が集まる大規模な大会なのですが、今回、KBJJAとIF-PROJECTの友好関係の元、日本で開催されることになりました。
――KBJJAについて詳しく教えていただけますか?
安井:デラヒーバコリア代表であるイージョンウ(LeeJungWoo)氏が代表を務めている韓国の柔術協会で、『BJJ PRO』の他にも『PAN KOREA JIU-JITSU CHAMPIONSHIP』『SEOUL OPEN』などの大会を定期的に開催していまして、参加者が1000人を超える規模になる事も珍しくない力のある組織です。
イージョンウ氏とは長年に渡って友好関係・信頼関係を築かせていただいています。
――ということは韓国の大会フォーマットで実施されるという事でしょうか?
安井:いえ、同じ大会のシリーズとして名称やロゴなどのイメージは統一していますが、あくまで今回は日本国内向けの大会として、IF-PROJECTが大会を主管させていただき、IF-PROJECTのフォーマットで大会を運営いたします。
ルールはIF-PROJECT主催大会やJBJJF主催大会と同じくIBJJFルールとなります。白~黒帯までの全カテゴリーを、年齢カテゴリーは、男子はジュブナイル・アダルト・マスター1・2、女子はアダルトを募集しています。道着の規定などもIBJJFルール基準となります。
もちろんオープン大会ですので、所属・会員登録などの制限なしにどなたでもご参加いただけます。
選手の皆様にはIF-PROJECTが普段開催している大会と同じ感覚でご参加いただけましたら幸いです。
――賞金トーナメントに関してお聞かせください。
安井:はい。この賞金トーナメントの実施が『KBJJA BJJ PRO JAPAN』の特色であり目玉ともいえる企画で、今大会では70kg以下の“男子アダルト黒帯ライトオープンクラス”と体重無制限の“男性アダルト黒帯オープンクラス”の2カテゴリーでそれぞれ優勝賞金100,000円の賞金トーナメントを行います。
1次締切の時点でライトオープンに7選手、オープンクラスに2選手のエントリーを頂いており、また追って発表させていただきますが、大物日本人柔術からも参加のご希望を頂いています。
まだまだこれから最終締め切りまでにより多くの選手の皆様にご参加いただいて、ワクワクするようなトーナメントの実現を目指したいと考えています。
――韓国からの招待選手などはあるのでしょうか?
安井:今大会に関してはその予定はありませんが、今後は招待選手や対抗戦の実施などの企画も面白いかもしれませんね。
――『BJJ PRO JAPAN』に関して、今後の展開は予定されていますか?
安井:もちろん、今回を第1回大会として、日本でも継続的に定期的に開催していきたいと考えています。今回は黒帯の無差別級で賞金トーナメントを実施しますが、対象カテゴリーを変更してみたり、拡大しても良いかもしれませんね。韓国ではKIDS部門も実施されていますし、東京だけでなく各地で開催するのもアリでしょう。
その為には、まず今回の第1回大会を成功させる必要があります。皆様のご協力・ご参加を心よりお待ちしております!
最後に、IF-PROJECT様よりKBJJA代表・イージョンウ氏のメッセージを頂きましたのでご紹介させていただきます。
「この度は、大好きな日本で『KBJJA BJJ PRO JAPAN』を開催することが出来てとても嬉しく思っています。この大会が韓国と日本の柔術家の更なる交流・発展のきっかけになれば幸いです。
大会当日は自分も会場に足を運んで選手の皆様の活躍をこの目で見届けたいと思います。沢山の柔術家の皆様にご参加いただき、大会が盛り上がることを心より願っています。」
『KBJJA BJJ PRO JAPAN』の2次締切は10月17日(月)、最終締切は10月21日(金)となっております。
賞金トーナメントである黒帯オープンクラスはもちろん、各カテゴリーの入賞者にはメダルの、そして優勝者の多いアカデミーには団体表彰盾の贈呈もあります。
お申込が未だの方はチャレンジを是非ご検討ください!
日程:2016年10月30日(日)