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2016年7月23日土曜日

“ジュクの柔術狂”レポート:7/24 第17回全日本ブラジリアン柔術選手権プレビュー(茶黒&女子編)



大好評、トライフォース新宿所属の佐藤智彦選手による“ジュクの柔術狂”レポート、今回はいよいよ目前に迫った7/24『第17回全日本ブラジリアン柔術選手権』(東京都・光が丘ドーム)の見所第二弾、茶黒&女子編をお届けします!

                         

いよいよ明日に迫った全日本。
トーナメントも発表され、出場される皆さんの気持ちも高まってきたのではないでしょうか。
という訳で茶黒&女子編です!

【茶帯編】
茶帯ルースター→幾度となく激突してきた澤田選手と渡辺選手の対戦が見ものです。

茶帯ライトフェザー→牛若丸の様にオープンにも挑戦する全日本マスターオープン覇者の川野選手、ワールドで勝ち星を挙げている伊藤選手、昨年のアダルト紫帯アジア王者の川崎選手等、誰が優勝してもおかしくないカテゴリー。個人的には初戦で激突する阿部選手と岡市選手の友情物語が熱い!

茶帯フェザー→圧倒的なガード力を誇るヴァンダレイ選手と爆撃機の様なアタック力を誇る櫻井選手による、「盾と矛」の激突は見れるのでしょうか。

茶帯ライト→この階級も誰が優勝してもおかしくない階級。個人的には全日本マスターオープン覇者である和田選手の柔らかいガードワークが冴え渡るのではないか、と思っています。

茶帯ミディアムヘビー→インパクトジャパンの重量級と言えばエリクソン・タケウチ選手。茶帯に昇格後も勝ちまくっているトーマス・ミッツ選手。そこにプライド等々で活躍した長南選手が加わるという、どの組み合わせも楽しみ過ぎる階級。

茶帯オープン→エントリー数27名。過去に自分が見てきた中では最多かと。それだけ今回の全日本が盛り上がっている証拠だと思います。

【黒帯編】
黒帯ルースター→芝本選手(私の師匠でもあります)が5連覇に挑みます。記録を確認していないのですが、5連覇というのは過去に無い記録なのではないでしょうか。

黒帯ライトフェザー→昨今黒帯の中で最激戦区となりつつあるライトフェザー級。9月のアジア前哨戦とも言える、この階級は誰が制してもおかしくありません。

黒帯フェザー→本年のワールドベスト8である加古選手と4月のジャパニーズナショナルを制し、コンペティションに本格復帰された白木選手の再戦なるか⁉︎

黒帯ライト→昨年のJBJJF全日本選手権オープンクラス覇者細川選手と海外でも活躍する岩崎選手の同ネットワークのコンビが軸になるでしょうか。世羅選手の一発の破壊力も捨てがたい。

黒帯ウルトラヘビー→盟友とも言えるシュレック関根選手と森本選手がワンマッチで激突。

黒帯オープン→16人がエントリー。ここのところ大会で勝ちまくっているシュレック関根選手が満を持して全日本のオープンクラス制覇に向けて出陣。一発を持つ選手が沢山いる中、2016年最強の称号を得るのは誰なんでしょうか。

【女子編】
全体的にどのカテゴリーも例年に比べてエントリーが多いですね。
黒帯の試合も成立、紫帯では海外でも活躍する選手の激突、青帯では海外タイトルを保有する選手もエントリーするなど着実に女子カテゴリーも充実してきている事が伺えます。

また、柔術と言えば団体優勝の行方も気になります。パラエストラの3連覇を阻む団体は現れるのでしょうか!

如何だったでしょうか。
幾つかのカテゴリーが抜けていますが、どのカテゴリー、どの試合でも最高峰の試合が展開されますので、柔術を嗜んでいる方なら楽しめる大会だと思います。大会当日は動画も配信されるそうですし、今回の記事が大会を更に楽しんで観戦する一助になれば幸いです。

                         
佐藤選手、大会当日が益々楽しみになるプレビューをありがとうございます。
試合でのご活躍も楽しみにしています!