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2015年12月7日月曜日

「ヒカルド・デラヒーバカップ2015」大会レポート黒帯


12月6日、今年もレジェンドクラスの柔術家ヒカルド・デラヒーバ先生が来日し、光が丘ドームにて冠大会となるIF-PROJECT主催「ヒカルド・デラヒーバカップ2015」が開催されました。その大会規模は年々拡大し、今年は延べ参加人数600人越え。応援を含めれば、会場には1000人近く集まり凄まじい熱気に。

大会は朝8:30から開始となり、まずはキッズ部門を中心に行われました。



アダルトフェザー級決勝
○平尾悠人(X-tream Jiu-Jitsu Academy)
vs
▲山田秀之(デラヒーバジャパン)
引き込んだ平尾に対し、山田の意地の猛攻を仕掛けアドバンは重ねたが、スイープを2度決めた平尾の上手さが上回った。山田はこの大会を最後にトライフォース柔術アカデミーに移籍が決まっている。


アダルトライト級決勝
○大塚博明(PSBJJ Ogikubo)
vs
▲Asada Toshio(Impacto Japan Bjj)
二ヶ月前のプロ柔術で対戦済みの両者、その時はアサダが僅差で勝利していた。事前のMMAPLANETのインタビューで大塚は、「戦略はある」と語っていたが、その言葉通りに前半から大塚がバックから絞めに入るなど大量リード。しかし終盤にアサダの猛反撃もありながら、最後は凌ぎ切り大塚の勝利。大塚率いるフィジカルスペースは、設立2年目で団体3位に入るなど、強豪選手も揃い伸びているジムと印象づけた。

アダルト黒帯ミディアムヘビー級
○チャールズ・ガスパー(Impacto Japan Bjj)
vs
▲伊東元喜(柔専館)
締め切り直前に急遽参戦の決まったチャールズ、そして関西からの遠征試合となった伊東の一戦。チャールズが体重差を物ともせず躍動的な動きでポイント量産するも、伊東も意地で一本は決めさせず。試合はチャールズがワンマッチを制した。


アダルト黒帯オープンクラス
優勝  Asada Toshio(Impacto Japan Bjj)
準優勝 坂本純 Jun Sakamoto(トライフォース柔術アカデミー)
第3位 Michel Goffart(トライフォース柔術アカデミー)
第3位 伊東元喜 Motoki Ito(柔専館)
柔道を得意にする坂本に対し、アサダがお手本のようにベッタリ張り付き投げさせず。そのままバックキープし、さらに裏投げにも挑み、場内を沸かせた。無差別のアサダの集中力の高さはお見事。アダルトでも通じる強さを魅せつけた。


団体成績
優勝  Impact Japan BJJ
準優勝  GRABAKA柔術クラブ
3位 PSBJJ OGIKUBO