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2015年10月15日木曜日

「Ground Impact 2015」昼の部 第7 試合、第8試合レポート

■第7試合アダルト茶帯ライト級契約 6分

金物屋の秀(K`z FACTORY) VS ホブソン タンノ(INFIGHT)

修斗では“金物屋の秀”のリングネームで活躍する岡田秀人が登場。岡田は柔術茶帯で、今回はアジア王者のホブソン・タンノを迎えた一戦になった。


 タンノが飛び十字を狙うも不発。引き込み直したタンノが得意の三角狙いで登り、逃れたところにオモプラッタ。秀も抜群の反応で逃れ、オモも持ち上げて解く。

 タンノはスパイダーで秀をコントロールし続け、再度三角、オモに流れる展開で支配。一度腕十字の形になり、腕が伸びたように見えたが秀も耐え切り、会場を沸かせる。

秀はセコンドで師・草柳氏のアドバイス通りに動き猛攻をかわしている印象。

結果はアドバン3つでタンノがほぼ完封といえる勝利をしたが、秀のMMA選手らしい体の強さ、反応の速さが光った試合だった。

■第8試合アダルト黒帯ライト級契約 6分片岡誠人(リバーサルジム東京スタンドアウト) VS 井上和浩(ストライプル茨城)

 元プロ修斗の世界ランカ-など総合で実績を残す井上。対する片岡も多くの総合選手がそのテクニックの高さに指導を仰ぐ柔術だ。

ダブルガードの攻防から立った井上にアドバン。片岡は片巻きスパイダーからフックスイープに成功しかけるも、井上の反応早く畳に頭をつけ耐える。また作りなおした片岡が井上を持ち上げるなど、序盤は片岡優勢。
しかし、井上のパスの圧を片岡はディープハーフで対抗するも、井上が足抜いてサイドで3P、ニーオンで2P。腕十字を狙うが防がれ、そのままタイムアップで井上勝利。

井上の爆発的なパスの強さ、抑えこみの巧さが光った。