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2015年5月29日金曜日

「ADCCアジア&オセアニア予選」-99キロ級レポート

 99キロ以下級。本命は過去3度ADCC予選を制している小澤幸康(TEAM-KAZE)に他ならない。普段は埼玉県下の中学校教師であり、柔道部を指導する立場にある小澤。前回予選では約2週間で10キロ以上の大幅減量を決行したが、本番では重量級とは思えぬ動きの早さで圧倒していた。果たして今回のコンディションは!?

【ADCC Asian】-99.0kg1回戦
HYUN WOO KIM vs Harry Grech
キムラが得意にするHarryが引き込んだ相手にパス、サイド、そこから一気にキムラで捻り上げた。

 【ADCC Asian】-99.0kg準決勝 小澤幸康 vs Harry Grech
スタンドの差し合いで後半戦へ。飛びつき気味にハリーがキムラを狙う。逃れて上になった小澤がパスでサイド達成…のところでタイムアップ。しばし協議の結果、ネガティブポイントでハリーにマイナス。小澤勝利

 【ADCC Asian】-99.0kg決勝
小澤幸康(TEAM-KAZE)vs荒井勇二(GUTSMAN)
スタンド勝負で前に出るのは小澤。後半戦で体落しでテイクダウン2-0。荒井もシングルレッグに入るも場外際で無効に。動きにキレのある小澤が圧倒し、勝利。4度目の代表権を得た。
99キロ以下級代表 小澤幸康
「予選2日前まで修学旅行の引率があり、生徒達が寝静まった後に公園を走るなどして減量(約17キロ)はギリギリのところでした。ただ思ったより動けたし、過去3度代表になっている経験もあるので、上手く作戦立て出来たので勝つことができました。8月の本戦は丁度夏休み期間、教育委員会次第ですが是非行きたいです」