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2014年11月26日水曜日

柔術は“制圧術”にもなる!『福岡県警察・折尾警察署で ブラジリアン柔術実技講習会』

 柔術は護身術を進化させたものと言われていますが、“制圧術”としての一面も持ちます。例えばホリオン・グレイシーはロス市警などに制圧術の指導を行ったいたが、なかなか国内の柔術家が警察に指導することはありませんでした。
それが11月25日(火)、福岡県警察からの依頼を受け、パラエストラ北九州の後藤富一支部長が同・折尾警察署において「ブラジリアン柔術を通じて」と題した講話と1時間のブラジリアン柔術実技講習を警察官80名を対象に行ったのです!!

講習は後藤代表によるブラジリアン柔術の解説に始まり、実技では足回しにエビ、柔術立ちなどの基本動作。柔道を習っている皆さんも、柔術立ちはちょい苦戦気味だったとか。

 腕ひしぎ十字固め(2種類)、三角絞め、ニーオンザベリーなど、実践を交えて説明。特にニーオンのコントロールは、まさに“制圧術”と言えます。膝の置き方一つで、あんなに動けなくなるものか、と驚いたものですよね。

 そして最後にはスパーリングも。柔道家にもブラジリアン柔術をアピール出来たのではないでしょうか。緊張感と和やかな空気が入り交じった講習会だったようですね!

最後に後藤代表の感想
パラエストラ北九州は現在、県警察関係者が10名在籍しています。
今回また別のラインでお話いただいたのですが、私で良ければと、即答のお返事をさせていただきました。
今回は初の実技講習ということもあり、わかりやすさを、主眼にやらせていただきました。
ブラジリアン柔術の技術体系が一般社会にどれだけ伝わってるか。
日本では柔道界との壁もまだまだ厚く感じられます。
その柔道を主に採用されてる警察署の制圧術・逮捕術にブラジリアン柔術の技術体系が少しでも役に立てればと思います。
柔術は大人から始めても、練習重ねていけば年齢関係なく強くなっていくもの。
警察官の方でも学生時代に柔道を経験されてない方もいらっしゃいます。
その点、柔術が適してる部分もあると感じています。
これを機に全国各地の警察機関でブラジリアン柔術の講習会等の開催につながっていければと思います。

■パラエストラ北九州
http://www.para-kitakyu.com/