ページ

2015年3月2日月曜日

「第8回関東柔術オープントーナメント」レポート

マスターズと同時開催されたのが、アダルトカテゴリー対象の「第8回関東柔術オープントーナメント」。こちらでは黒帯試合はなかったが、茶帯・紫、そしてプロMMA選手なども参加し、盛り上がりを見せた。今回はその中から茶帯2試合のレポートをお届けします。


アダルト茶帯オープンクラス
○大塚博明(PSBJJ Ogikubo)
0-0(AD1-0)
●吉田享平(頂柔術)
 自身のジム設立、大会運営などで忙しかった大塚選手が久々の試合復帰。階級別は相手がおらず、無差別に挑戦。相手は鉄壁のガードを持つ吉田選手に。下になった吉田選手は一度足を絡めたらなかなか離させない。大塚選手が中盤に足首掛かったハーフ状態ながら十字絞めを仕掛けるも防がれる。大塚選手も下からスパイラルなど何度も揺さぶられるが、バランス力が素晴らしく崩れない。そして残り10秒、大塚選手が一瞬の腰きりからサイドを奪いかけ、これがアドバンで勝利。復帰戦を優勝で飾った。


アダルト茶帯ライトフェザー級決勝
○澤田伸大(トライフォース柔術アカデミー)
5:00腕十字
●飯野建夫(和術慧舟會HEARTS)
関東柔術オープントーナメントアダルト茶帯ライトフェザーでは、NO-GIで世界の紫帯を制した
澤田選手と、プロシューターの飯野選手という面白い対決が実現。引き込んだ澤田選手が腕狙いで攻勢。しかし、飯野選手もしっかり防ぐという展開。5分経過したところで、ココでスタッフの勘違いでタイマーが鳴ってしまう。飯野選手はこれに一瞬油断したか、この時に丁度澤田選手の腕十字が極まってしまう。だが飯野選手も抗議せず、そのまま澤田選手の一本勝ちになり優勝となった。