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2013年12月7日土曜日

【FRIDAYにヒクソンインタビュー掲載!】

19年前の12月7日と言えば、UWFインターナショナルの安生洋二さんがヒクソン・グレイシー道場へ道場破りを敢行、返り討ちに遭った日。柔術の強さが日本にも伝わった日でもあります。という事でヒクソン情報を一つ。

昨日12月6日発売の芸能スクープ誌『FRIDAY』(12月20日号)に、ヒクソン・グレイシーのインタビューが掲載されています。テーマは“ヒクソンがファイターとして尊敬している選手”について。PRIDEの高田延彦戦の印象は確かに強いですが、ヒクソンが名前を上げた二名には、ご存知あの日本を代表する柔術家の名前が!! 僅か2ページのインタビュー(1ページが写真なので、本文は実質1ページ)ながら、引退の理由、現在注目している選手名では、“やっぱりね!”の名前があがっております。

■FRIDEAY公式サイト
http://p.friday.kodansha.ne.jp/

JJFJヒクソン杯の来日に合わせてかなりインタビューを受けていたようで、ネットニュースサイトでは『3年ぶりにヒクソン・グレイシーに恋愛相談をしてみた』なんて記事もあり。
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20131204/Sinkan_index_4141.html
紆余曲折のあったヒクソンだから語れる、“恋愛観”は必読と言えます。

2013年12月6日金曜日

JBJJF審判部インタビュー【抗議について】二回目

昨日記事でお伝えしたJBJJF審判部長の桑原幸一さん、審判副部長の植松直哉さんに伺う“抗議”に対するインタビュー第二弾です。話題は先日の『アジアオープン2013』、『キッズ大会』で抗議等について、です。
--先日のアジアオープンで、黒帯決勝戦でもないのに、椅子に座っている“副審”がいました。あれは一体どういう事だったのでしょうか?
桑原 審判テストですね。講習会後に、実際のレフェリング合否を判断します。アジアオープンの
舞台でも数名行いました。間違いがないために、両サイドのチェックしている審判がポイントを正すこともあります。明らかに試合を裁くレベルに至ってないテスト生は、外れて見学をしてもらう場合もあります。この前のアジアオープンでも実際外れて貰った方はいました。

--そのアジアオープンでも観客のクレームが目立ちました。観客の騒動はどう対応するのでしょうか?
桑原 カードを持っている観客は戒告処分などの取締りをします。持ってない人間で、あまりにも大会進行に迷惑を掛けるならば退席して頂きます。それでも動かなければ、最悪の場合、警察を呼んで対処してもらうしかありません。

--他にどんな理由で抗議が来るのでしょうか?
桑原 他団体では“赤道着”で試合できたり、他団体も明記はIBJJFルールだけども、厳密に事細かく守ってはいない印象がありますね。僕らだけ厳密にルールを守っているので、そこの“差異”がクレームを生むことは事実です。この前訪れた某柔術大会でも体重計測が酷く適当なものがありました。明らかに1,2キロ体重重いのに、審判が流して試合させていて驚きました。
植松 あとは新ルールとかじゃないですか?
桑原 あぁ、そうだ。JBJJFの中井祐樹会長でさえ、新ルールの講習会に出た時は「そんなに変わっているのか」と驚いたほど、柔術ルールは常に変わる。旧ルールの勘違いからクレームに繋がることも多いです。そこで僕らは言い合っても仕方ないので、『ルール講習会に出て下さい』と言うようにしています。

--キッズ大会でも親御さんからの抗議をよく目にしますが。
桑原 キッズ大会で多い抗議は、“道着”ですね。成長過程にある子どもたちは、スグに道着があわなくなる。基本は大人と一緒ながら、チェッカーを通さないなどの違いは多少ある。あと大人の“パッチ”を無理やりつけ肘に掛かっている場合はある。ダメと伝えても、「先生がコレで大丈夫だと言った」と抗議になる。
植松 結局これも誤解で、親御さんはルールブックを読んでないので、“他団体で通ったものが正しい”と思っている。「別の大会では、この道着で出場できた」と仰る方は多い。
桑原 2011年にIBJJFのキッズルールが細かく変わり、我々もJBJJF公式サイトは勿論、会場でも張り紙をして新ルールの適応を伝えてはいる。
植松 もちろん、植松 我々も悪意があるとは思ってない。知らないかもしれないけども、ルールだ、としか言い様がないんです。我々の啓蒙が足らない部分があると思うので、そこは申し訳ないとは想います。
桑原 「自分の子供が出場できないかもしれない……」と心配になってエキサイトしている親御さんに、ルールを説明するのは結構難しい物がありますよね。出れない、という事実に捕らわれ過ぎてしまい、話が平行線になってしまう。だからキッズ柔術を行っている代表者、コーチはしっかりルールブックを読んだり、講習会には出て欲しいです。それを親御さんにまで伝えられたら、ベストだと思います。

-最後にお二方から、柔術家・コーチ、代表にメッセージをお願い致します。
植松 ルールを知っているのは、自分自身が試合に出場する時にも有利だと思います。ただ意見の相違は絶対あるので、抗議はもちろん受け付けますし、私達も冷静にお応えします。僕も所属生徒の試合を観戦していて、少し興奮して審判のレフェリングと僕の判断の差異に違和感を覚えますが、それはルールの範囲内なんです。だから例え審判に疑問を感じても汚い野次を飛ばせず、マナーを守って欲しいですね。
桑原 ルールブックを読んで欲しいのと、あとは紫帯以上の柔術家の皆さんには一度レフェリーも経験して貰いたいです。クレームが多いアカデミーというのは、大体がレフェリー経験者がいません。サッカーや野球チームには一人専門のアンパイアがいますが、柔術アカデミーはまだ少ない。自分の道場にレフェリーをしたことのある人間がいない、というのは少し怖い部分でもあります。「ポイントの際」が説明できませんから。一度試合を捌けば、見えるものが変わってきます。それをアカデミーの仲間・生徒に伝えて欲しいです。
■JBJJF公式サイト内、『ルール』について
http://www.jbjjf.com/rules/rules.html


試合に出る柔術家、代表者の皆様は、この機会にもう一度“ルールブック”を読んでみるのはいかがでしょうか?

2013年12月5日木曜日

JBJJF審判部インタビュー【抗議について】一回目

ブラジリアン柔術だけではなく、どの競技でも審判のジャッジは尊重されるべきものですが、選手・観客等の差異などにより“抗議”に発展する場合があります。柔術の試合会場でも時々抗議する場面を見掛けますが、最近は一体どういう抗議が多いのでしょうか? 今回はJBJJF審判部長の桑原幸一さん、審判副部長の植松直哉さんにお話を伺いました。
IBJJF審判部長を務めるアルバロ・マンスール氏を挟むように、左に桑原さん、右に植松さん。

--まず審判部に対する抗議は年々増えていたりしますか?
植松直哉さん(以下、植松) 前より直接僕らの耳には届かなくなってきた印象はあります。風の噂で、「植松の態度がデカい」とかは聞きますが(笑)。
桑原幸一さん(以下、桑原) 確かに減りましたね。僕個人を“攻撃するメール”は時々貰いますね、あとは「2ちゃんねる」に悪口書かれたりは(笑)。
植松 そもそも抗議の大半は、選手・観客・代表でさえ“ルールを誤解している”ものです。IBJJFのルールブックを最初から最後まで読んだことのある柔術家・コーチはほとんどいないと思う。試合映像やレフェリー経験のない他柔術家からの“又聞き”で、自分なりのルールを構築していく方が多い。そこの差異が、抗議に繋がる。

--独自の判断でポイントと考えてしまう選手、コーチが多いという事ですね。
植松 例えばスイープは、ガードという概念があり、そこから上下入れ替えて3秒キープしてはじめてポイントになる。とにかく下から返したら2点ですよね!という方もいます。
桑原 あと下の選手がスイープをして、相手選手が腹這いになる。でも、背中ついてないからポイント入らないでしょ? そんな独自の解釈で済ませてしまう選手、コーチが多いですね。あとは、よく背負いで投げただけで2ポイント入ると思っている方が多い。明確には投げて上になったら3秒キープせねば、ポイントは入りません。これは選手だけではなく、審判でさえ間違えている事が多い。僕や植松くんは「3秒キープの鉄則」は口酸っぱく注意しています。

--審判でさえ、判断の難しい部分がある、と。
植松 レフェリーの見る角度もありますし、どこまでが“流れ”かは審判の主観により判断は別れます。ギリギリのポイントの有無はミスジャッジではなく、レフェリーの判断なんです。野球のストライクゾーンと同じで、外角高めをある審判はストライク、別の審判はボールと判断するのと一緒です。どっちが正しいかは言い切れない。その部分でのクレームが来るのは、僕らも仕方ないと思っているし、ある意味で一生分かり合えないとも思っていますね。
桑原 先程言った“3秒”もそうで、我々審判も時計をみて3秒を判断しているワケではありません。
ルーチの時は時計で20秒計りますが、めまぐるしく変わる攻防の中で、時計に目をやった一瞬で重大事故になることもあります
植松 先日のアジアオープン2013でも、「さっきの試合は何故3秒なのにポイント入らず?」と言われ、僕は2秒内だと思ったと答えました。2,9秒と3秒の差は難しいし、後でビデオを持って来られても仕方ないことなんです。
桑原 僕らは審判の皆さんには、「基本ゆっくり数えてください」とは伝えています。
植松 あと、日系ブラジリアンの選手などは、試合を優位に勧めるために時々“アピール”として抗議してくることはありますね。その行為に悪意があるかないかは別。まぁ、汚い言葉は悪意ですが。

--では、明らかな誤審には、どう対応されますか。
桑原 これもルールブックにも書かれていますが、当該レフェリーに問いただし、当該レフェリーが「僕はそう判断しました」と言えば、それで終わりです。ただ、例えばヒールホールドで一本取っていれば、それは規定に応じて判断します。柔道のジュリーのように、外部で見ていた人間の判断で試合が覆ることはなかなかありませんね。


明日に続きます。

2013年12月4日水曜日

ALMA『”NO JIU-JITSU NO LIFE 』Tシャツ販売

MMAと柔術をサポートするブランド『ALMA』と、ストリート系アパレルブランドの『MOBSTYLES』がコラボレーションTシャツを販売!


 
”NO JIU-JITSU NO LIFE ”とプリントされた、まさに柔術家が絶対着たい一枚と言えそうです。『MOBSTYLES』のTシャツは首周り強く、型崩れし難く長く着られる一枚と言えます。

販売価格は4200円、カラーは3種類
購入はマーシャルワールドオンラインショップから!
http://www.mwjapan.jp/


2013年12月3日火曜日

2014年1月末に、JBJJFとADCCJAPANが大会を共同開催!

もう来年大会の話題を一つ。2014年1月26日中央区総合スポーツセンターで行われる日本ブラジリアン柔術連盟『第5回東京柔術オープントーナメン』のポスターがJBJJFブログに発表されました。
ポスターを見てお気づきの方もいるとは思いますが、寝技世界一を決めるグラップリング大会『アブダビコンバット』の日本団体、“ADCCJAPAN”との共同開催! 当然、柔術とグラップリングの試合が同じ会場で行われる、という事です。JBJJFによれば、「2013年はNO-GI試合はほぼ行っていませんでしたが、2014年は改めてNO-GIに力を注ぐため、年始めの第一回大会はADCCJAPANさんと共同開催になりました」との事。参加申込・大会詳細は近日公開予定とのこと。ADCC出場の方はJBJJFのIDカードが必要なのか? そして、どんなグラップルがー出てくるのか? 今後決まり次第、BJJPLUSでもお伝えしようと思います。


■第5回東京柔術オープントーナメント
Tokyo Jiu-Jitsu Open Tournament
2014年1月26日中央区総合スポーツセンター

■日本ブラジリアン柔術連盟
http://www.jbjjf.com/




2013年12月2日月曜日

【本日締切】IF-PROJECT主催『COPA IF-PROJECT2013』】



本日2日月曜日23:59分が最終締切りです。副賞が超豪華で、マスター以上の青~黒帯カテゴリーの優勝者から抽選で1名に「WORLD MASTERS SENIORS2014」の航空券を贈呈!!しかも1人優勝でも抽選の対象に!! オヤジ柔術家には優しい大会です。
日時:2013年12月8日
締切り:12月2日23:59まで!

参加申込はこちらより
http://www.if-pro.com

会場:東京台東リバーサイドスポーツセンター柔道場
主な参加者:西林浩平(リバーサルジム新宿 Me,We)、吾妻エメルソン、大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)、坂本純(トライフォース柔術アカデミー)、紺野 直人(パラエストラ松戸)、亀田新(デラヒーバジャパン)など

『エリオ・グレイシー生誕100周年限定版柔術衣』日本でも販売開始!


ブラジリアン柔術、グラップリング専門店『Quiet Warriors』に、エリオ・グレイシー生誕100周年を記念した柔術衣が11月末に入荷しています。一着20,900円となかなかのお値段ですが、数に限りがある限定生産だけに、早めにゲットしたい柔術家も多いのでは? 専用の袋付き。購入は以下『Quiet Warriors』から!


柔術茶帯の米俳優、ポール・ウォーカーさんが事故死

国の人気映画シリーズ「ワイルド・スピード」シリーズに欠かせぬ米俳優のポール・ウォーカーさんが、現地時間2013年11月30日、米カリフォルニア州のサンタクラリタで自動車事故により40歳の若さで亡くなりました。実はポールさんはフランジーニャ率いる『Paragon Jiu Jitsu』の茶帯で、柔術歴は長く2006年にトレーニング動画が公開され話題になっていました。
2010年にはフランジーニャとプライベートレッスン動画が公開され、下からのガードワーク、スイープ、三角絞めはかなり強烈。他にもインタビューでUFCや柔術について語るなど、かなり柔術愛に溢れる人間だったようです。
ウォーカーさんは来年公開予定の7作目が遺作になるそうです。ご冥福をお祈り致します。


2013年12月1日日曜日

年内残り5大会、日時と締切りを今一度チェックを!

2013年最後の月、12月になりました。今年最後にもう一試合、二試合は経験したい柔術家が多いと思いますが、如何せん師走はなかなか忙しいのが現状。そこで、現在発表されている12月中に行われる柔術大会を改めて告知致します。残すところ5大会。仕事の予定、忘年会などスケジュールに合わせて年内ラストマッチを選びたいですね!



日時:2013年12月8日
締切り:12月3日23:59まで!
会場:東京台東リバーサイドスポーツセンター柔道場
主な参加者:西林浩平(リバーサルジム新宿 Me,We)、吾妻エメルソン、大塚博明(GRABAKA柔術クラブ)、坂本純(トライフォース柔術アカデミー)、紺野 直人(パラエストラ松戸)、亀田新(デラヒーバジャパン)など
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大会名:『第一回ブラジリアン柔術学生選手権
日時:12月15日(日)
締切り:12月8日必着
会場:Bumb東京スポーツ文化館・柔道場(旧:夢の島体育館。江東区夢の島3-2)
※学生(大学院生、短大生、専門学生も含む)部門と、卒業生部門に分かれる大会です。
詳しくはねわざワールドHPへ!
http://newawa.progoo.com/bbs/newawa_tree_r_131.html
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 大会名:『DUMAU SOUTH JAPAN 2013』
日時:12月15日(日)
締切り:12月05日必着
会場:基山町体育館(佐賀県)
主な参加者:澤田麻琴(Dragons den)、佐々木大樹(フレックス柔術アカデミー)、関根秀樹(ブルテリアボンサイ)、塚田市太郎(ダムファイトジャパン)、西本健治(パラエストラ北九州)、生田堅固(トラスト柔術アカデミー)など
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日時:12月22日(日)
締切り:12月12日必着
会場:台東リバーサイド(東京・浅草)
主な参加選手:物河祐亮(X-TREME柔術アカデミー)、金井学(グラスコ柔術アカデミー)、加古拓渡(GSB)、塚田市太郎(ダムファイトジャパン)、ミヤオ兄弟!(Impacto japan b.j.j)など
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日時:12月28日(日)
締切り:12月21日必着
会場:静岡県浜松市・浜松武道館
主な参加者:ミヤオ兄弟!(Impacto japan b.j.j)など