題して「誰でも出来る!BJJメディカルセミナー」
まずは桑原先生の告知文
格闘技の怪我や障害は意外に知られていなく、昔からの民間療法や治療とは言えない行為が練習現場で当たり前に行われている事がございます。このセミナーではそんな格闘技、特にブラジリアン柔術で起こりうる怪我や障害のメカニズム、症状、対処法などを説明させて頂きます。
桑原先生に簡単にお話を伺いました!
--このセミナーを行おうと思った理由を教えてください。
桑原 このセミナーを行おうと思った理由は、格闘技の怪我や障害に対する認識の間違いや低さからです。
怪我や障害に対しての認識が間違っているため、このくらいの怪我なら処置はしないでも良いかなとほったらかしにしたため、よりひどくなってしまうケースや、逆にしなくて良い処置をしてしまい、より悪化させてしまったり。
簡単な例をあげれば、突き指をした際に昔は指を引っ張れば良くなるとグイグイ指を引っ張る方がいましたが、脱臼症状がなければ、引っ張ればさらなる患部悪化を招くので絶対にやらない方が良いですね。
上記の例のようなやらなくても良い処置や、逆に絶対にしてほしい、覚えて欲しい種地や知識をセミナーではお話しさせて頂きたいです。
医療関係者向けでなく、誰にでもわかるような難しくない言葉を選び、誰でも出来るような簡単な処置にてこれだけ結果が変わるんだ。というセミナーにしていきたいと考えていますので、柔術に関わる選手、愛好家、レフリーやスタッフ、大会運営者、指導者、また他の格闘技関係の方にもぜひ受けてみて頂きたいです。
--柔術で起こりえる怪我で、最も多いものは何でしょうか?
桑原 あくまでも私が個人的に治療現場で見た感想ですが、やはり運動器系、筋や靭帯、関節周囲の捻挫や脱臼、骨折などが多いと思います。
ただこれ以外にもたくさんの障害や怪我などがありますから、そういうものをセミナーでご紹介させていただけたらと考えています。
開催日時:12月7日(日)
場所:グラスコ柔術アカデミー
東京都北区王子本町1-18-8 王子Nビル2階
開催時間:14時から1時間半~2時間を予定
参加料金:4000円
講師:桑原幸一
国際ブラジリアン柔術連盟認定 黒帯3段
国際ブラジリアン柔術連盟公認審判員
柔道整復師免許(1997年取得)
接骨院や整形外科で勤務する傍ら、格闘技の
医療班として多数の大会に参加。
協力:整骨院シケヤス院長
四家靖彦先生
セミナー内容は今後改めて告知するとのことです。これは桑原先生の言うとおり、選手だけではなく指導者側に是非体験してほしいですね!