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2013年12月21日土曜日

『ゴング格闘技』2月号、ヒクソン&クロンのロングインタビュー掲載!

本日12月21日(土曜日)は椿尾の『ゴング格闘技』2月号は、表紙でおわかりの通りヒクソン&クロンのグレイシー親子のロングインタビューが2人合計で全18ページ!! 

前半はヒクソンで、最近インタビューの度に触れている「競技柔術に対する批判」に始まり、
・メンデス兄弟について
・青木真也選手について
・競技柔術王者たちのファイターとして欠陥性について。
・アマチュアの新団体設立について。
・クロンとの親子関係について
などなど、今回もヒクソン節が炸裂しております。

後半のクロンは比較的フランクに話している印象があり、
・クロン自身が振り返るADCC
・ADCC決勝のオターヴィオ戦の父の「チキン!」挑発について
・ヒクソンに嫌悪感を頂いていた時代と、和解まで
・MMA参戦と「PRIDEルールで戦いたい」の真意について
・柔術エクスポについて
・もしもクロンがミヤオと戦ったら?の予想

など、ヒクソンが批判する競技柔術家にとっても、超必見と言える内容となっております。
さらに他にも柔術家にとって注目企画が目白押しです。

・青木真也選手インタビュー
・増田俊也×菊地成孔対談「木村政彦の謎は」
・2013年国内MMAベストサブミッション決定 

そんなゴング格闘技は本日発売です!
特別定価1200円(別冊付録・ゴン格特製 2014年カレンダーつき)

■ゴング格闘技公式サイト



2013年12月20日金曜日

2014年2月2日THE柔術FIGHTERS.9募集開始、など

2014年2月2日THE柔術FIGHTERS.9 募集開始
近頃は参加者150人越えで、草大会なんて言えなくなってきた柔術大会『THE柔術FIGHTERS』。2014年2月2日に行われる第9回大会の募集が開始されました。

“試合を練習するための試合”をテーマにし、柔術を初めて間もない選手にとって非常に参加しやすい大会と言えます。最近は紫・茶帯選手の参加も増え始めて、リピーター率が多いのも本大会のウリでしょう。

参加費は3000円です。

現在HP内にあるネットの申し込みフォームからアクセスはできない状態らしく、Facebookページからエントリー可能。
※12月21日現在、HPは復旧したとのことです。
以下からエントリーしてください!


■THE柔術FIGHTERS
http://www.thejiujitsufighters.com

■THE柔術FIGHTERS Facebookページ
https://www.facebook.com/thejiujitsufighters

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ミヤオ兄弟、追加セミナー決定!



また柔術新聞で話題のミヤオセミナーも、来年1月4日土曜日に群馬県伊勢崎市にあるダムファイトジャパンでも開催が決定したそうです。ダムファイト、と言えば全日本&アジア黒帯王者・塚田市太郎選手がいる道場ですね。
時間は19:30-22:30まで、参加費用は6000円。
参加申し込み&問い合わせは090-5037-5846

新年そうそうにミヤオムーブを体感するのは、柔術家にとって素晴らしいスタートですね。


2013年12月19日木曜日

柔術家のためのブックレビュー『性と柔 女子柔道史から問う』


「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社)のベストセラーで日本の柔道・柔術の歴史が改めて注目されていますが、歴史的資料として是非読んで欲しい一冊があります。それはバルセロナ五輪柔道銀メダリストで現・スポーツ社会学者の溝口紀子さんが11月初めに発表した『性と柔 女子柔道史から問う』(河出ブックス)です。

第一部「<第一部 柔道史から社会を見つめる>」では柔道がまだ“柔術”と呼ばれていた時代の正史・秘史を日本だけではなく海外の文献からしっかりレビュー。柔術から、“柔道”という言葉に変容していった経緯についてしっかり検証しています。簡単ですが高専柔道、“木村”の話にも触れ、また一つ違った視点から歴史を補完できるのは非常に面白いと言えます。

「<第二部 女性と柔道>」から文字通り女子柔道の話になり、あの女子柔道強化選手15名による暴力・ハラスメント告発、全柔連の助成金不正受給、全柔連理事のわいせつ事件まで、相次いだ不祥事に元女性代表選手の著者ならではで鋭く切り込んでいます。

日本の柔術・柔道の歴史を改めて学びながら、女子選手の問題についても一度考えるためにも、御一読をお薦めします。次号のゴング格闘技でも溝口さんの対談記事が掲載されるとのこと。注目です。

『性と柔 女子柔道史から問う』
単行本 B6 ● 232ページ
発売日:2013.11.12
定価1,470円
http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309624648/

本日19日まで!【ハファエル・フレイタス新作DVD・特別価格で予約受け付け】


つい先日もDVD&iPhoneアプリで『The Balatoplata』を発売したばかりのハファエル・フレイタスが、
教則DVDを3本同時リリース! 今回は「サイドマウント&マウントアタックス」 「バックコントロール&アタックス」 「ダブルガードプル」の“動き”の三部作になっています。

今回も日本語吹き替えが選べるので、かなり細かいディティールまでもしっかり伝わってきます。
“ゴキブリ”の愛称の同選手の動きを皆さんも真似してみては?

格闘技ショップ『イサミ』では本日いっぱいながら先行予約受付中!

特別価格で一枚¥3570円です。


2013年12月18日水曜日

JBJJF【来年の大会申込における現金書留再開】

日本ブラジリアン柔術連盟こと、JBJJFによれば、来年1月26日(日)中央区総合スポーツセンターにて行われる『第5回東京柔術オープントーナメント』の募集から、現金書留の受付を再開するとのこと。JBJJFはこれまで銀行振込み、キャッシュカード決済を行っていましたが、この便利なご時世に一体何故? 以下、JBJJFに問い合わせた解答です。

「地方大会での現金書留支払いの応募が多かったからです。これで数名の選手が代表者にお金を払い、まとめて現金書留でJBJJFに支払う方法も可能になりました。今後の大会でも継続予定です」

確かに、クレジットカードを持たない主義もいますので、その辺を考慮してのことでしょう。これで参加人数がさらに増えるといいですね。

日時:2014年1月26日(日)
大会名:『ADCC JAPAN2014 EAST OPEN
会場:中央区総合スポーツセンター(東京・浜町)
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一般新聞に「井上祐弥選手(パラエストラ上越)」インタビュー記事掲載

一般新聞に「井上祐弥選手(パラエストラ上越)」インタビュー記事掲載

新潟の地元紙・上越タイムスに掲載。新聞に“ベリンボロ”の文字を見掛けるのは、なんだか不思議な気分ですね。対戦した坂本選手の事が“日本一の強豪”という事になっていたりしますが、それでも新聞に日本人柔術家のインタビューが掲載されるのは素晴らしいことです。記事全文は以下からご覧になれます。
■上越タイムニュース

■ブラジルブログでも井上選手のもっと濃いインタビューが掲載されています。

2013年12月17日火曜日

高専柔道動画【小坂光之介 寝技の基本】

増田俊也氏の「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」(新潮社刊)、「七帝柔道記」(角川書店刊)で改めて柔術家を熱く注目させる“高専柔道”。七帝時代の映像はなかなか残されていませんでしたが、昨日以下のような動画がネット上で話題にあがりました。

高専柔道 小坂光之介 寝技の基本

小坂光之介氏と言えば、名古屋大学柔道部の元師範で、30年以上、高専柔道の寝技を知る数少ない指導者として数多の名選手を輩出しました。あの井上靖の自伝的小説「北の海」の登場人物のモデルにもなった人物です。そんな小坂氏の技術紹介映像です。
76分に及ぶ映像で、高専柔道の寝技基本を事細かく紹介しています。スイープなど英語を一切挟まず、動作の一つ一つを全て丁寧に、全て日本語で解説して非常に解りやすい。技紹介なのに三角でも形に入るだけではなく、しっかり極めている印象があり、この時代の選手たちは競技ではなく、“武道”として学んでいたのが伝わってきます。

現在の柔術でも活かせる技術が多いので、是非柔術家の皆さんに観てほしい動画です。
※youtube動画は消える場合がございます。ご了承ください。

2013年12月16日月曜日

週刊大衆・本日発売号にて、『中井祐樹インタビュー』掲載

あの2012年度大宅賞受賞のベストセラーノンフィクション『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか』の漫画版が掲載される『週刊大衆』(12月30日号)本日発売号に、日本ブラジリアン柔術連盟会長である中井祐樹先生のインタビューが掲載されています。

掲載される223Pから見開きで、同誌連載『この人を見よ!人間力』に中井先生は登場。代表を務めるパラエストラ東京の話から、自身の格闘技歴、そして伝説のゴルドー戦まで。

少し引用するならば、
「いや、デカイ人たちより僕らのが強いんですけど、ってことを教えてあげないと」

「2時間試合して終電なくしてやろうかと思ってましたね(笑)」

「楽しかったんです、あの一日が。武道館に一日中いる感じが」

など、名言連発に柔術家は読んでいてゾクゾクすること確実です。

また、漫画版「KIMURA」では高専柔道団体勝ち抜き戦が開始されています。漫画では珍しい完全寝技勝負も必読と言えます。表紙をご覧のとおり買い辛さはありますが、是非一冊オススメします!

■週刊大衆HP
http://www.futabasha.co.jp/magazine/taishu.html#

2013年12月15日日曜日

新極真世界2位の空手家が、白帯巻いて柔術転向!菊原嘉章選手

アカデミア・アーザ水道橋所属の菊原嘉章選手は、新極真の元日本王者であり、4年に一度開催される新極真会の全世界空手道選手権大会でも“世界2位”に輝くなど、空手家としての知名度は世界クラス。そんな同選手はすっぱり空手を辞め、現在は柔術一本と話す。そんな菊原選手が白帯を巻き出場した『COPA IF-PROJECT2013』でシニア1に出場し、見事に階級・無差別の2冠達成し青帯に。大会後、菊原選手にインタビューを行いました。

--まず空手の経歴について、教えて下さい。
菊原嘉章選手(以下、菊原) 新極真歴は19年あり、過去の成績は第23回ウエイト制大会軽量級・優勝、第4回カラテワールドカップ軽量級・準優勝が最高位ですね。新極真では指導者として生徒200名程に教えていました。

--そんな日本の頂点を極めた選手が空手を辞め、なぜブラジリアン柔術を始めたのでしょうか?
菊原 一度新極真を辞めた時、最初は空手プラスαで格闘技を始めたく、水道橋のアカデミア・アーザ内の大道塾の見学に行ったんです。そこで偶然、黒帯柔術家の山田秀之さんが指導する柔術クラスが行われていて、興味を持ち練習に混ぜてもらいました。膝を腹部に当てるベーシックスイープを教わり、こんな簡単に人間は転ぶのか!と驚いたんです。これなら若い選手にも勝てる!と思ったんですよ。

--若い選手に勝てる、とは?
菊原 僕のやっていた空手は顔面を殴らないこともあり、体力的なせめぎ合いの部分が凄く大きかった。柔術を始めてみた時に、まさに柔よく剛を制すで、しっかり技術を学べば若い選手と勝負しても勝てるな、と。空手はすっぱり辞めたので、今後は一から柔術を学んでいきます。

--現在の練習頻度を教えてください。
菊原 柔術は週3回、あとは柔道もやっています。柔術初めて1年で様々な大会に出させて頂きましたが、どうしても柔道出身選手に負けることが多くって。まだまだ寝技引き込み勝てるほどのレベルではないので、腹立って柔道も一から勉強して(笑)。アカデミア・アーザで柔道3段の長谷川秀彦さんにも教えてもらい、つい先日黒帯も取得しました。

--柔術の試合にはどういう印象を持っていますか?
菊原 僕自身のレベルがまだまだなので、少し戸惑ったり、迷う部分は多々あります。ただ競技生活が長かったので体力面では負けることはありません。あと柔術は試合前後でも笑って和気藹々とした雰囲気があって、最初こそ違和感ありましたが、今は好きですね。打撃の試合は正直、皆「殺してやる」位に思っているので少し殺伐としていたので(笑)。

--今後の目標を。
菊原 一歩一歩確実に、今後は引き込みからの技ももっと勉強して、試合で使っていきたいです。

--最後に師匠の山田選手からみて、菊原選手の印象を教えてください。
山田秀之 この1年で凄く強くなったのは、やはり非常に練習熱心で向上心の塊なのが大きいと思います。アカデミア・アーザではこれまで試合に出る選手が少なかったんですが、菊原さんが出ることで他選手が引っ張られていて、指導者として本当に助かっています。そんな菊原さんのサポートを今後もできれば、と思います。

 ■水道橋アカデミア・アーザ HP
http://www.academia-az.com/