本日8月31日、文京スポーツセンターにて行われた日本ブラジリアン柔術連盟主催『BJJ-JAM TOKYOワンマッチ柔術オープン』。BJJPLUSのフェイスブック&ツイッターで速報をお伝えしたものを、まとめて、補足追加してお伝えします。
「BJJ-JAM」は一面マットで行われています。全員が試合を見守る緊張感がありながら、昔の柔術大会らしい弛さもあり、良いです。セコンドも移動しながら指示を与えています。↓写真は最短一本勝ち賞を獲得した遠藤信行選手(トライフォース柔術アカデミー)。
会場では日本ブラジリアン柔術連盟・中井会長の「希望の格闘技」(イーストプレス)も物販していました。担当編集者さんがいらして販売中、特別価格です。
20試合を終えて昼休憩30分になり、その間に中井先生のもとにサインを求める列が!
休憩中にはマットが自由に使えスペシャルマッチに出場する西林浩平選手が柔術全日本3連覇・中村大輔選手を相手にアップ。他選手の注目の的になってました。
一般の部は予定より30分以上早く終了。ワンマッチという事で選手たちもフルパワーで挑んだためか、今回はレフリー判定はありませんでした。そして15時からいよいよスペシャルワンマッチです。
『BJJ-JAM』アダルト茶帯ライトフェザー級 宮地一裕(修斗ジムroots) 対 橋本知之(CARPE DIEM)
下下、ダブルガードの攻防が5分ほど続くが、後半に橋本選手がベリンボロを仕掛け、宮地選手は膝十字で対抗。これでアドバンテージで宮地選手が先制するも、残り一分で上になった橋本選手がパスにサイドを奪いタイムアップ。橋本選手がポイント5-0で今年の全日本王者を下しました。
『BJJ-JAM』アダルト茶帯フェザー級ヴァンダレイ高崎(IMPACTO JAPAN B.J.J)vs八巻祐(X-TREME柔術アカデミー海老名)
先日、柔道実業団で五輪メダリストを破り注目された一戦。ヴァンダレイ選手が八巻選手に飛びついて引き込む。八巻選手の爆発的なパスを防ぐ手段として、ヴァンダレイ選手が50/50ガードで終始動きを封じる。そして後半隙をつきスイープを決めヴァンダレイ選手が先制、その後もう一度同じ展開で上になりポイント4-0でヴァンダレイ選手が勝利。
『BJJ-JAM』ノーギアダルトエキスパートフェザー級西林浩平(リバーサルジム新宿Me,We) 対 伊藤健一(CARPE DIEM)
伊藤選手が最初に片足タックルで足をすくうも、西林選手が場外側に逃れる。西林選手は立ち技に付き合わず引き込み、ラバーガードでキープ。そのまま伊藤選手は終始プレッシャーをかけ続けるも、残り一分で西林が後転スイープを決めかけてアドバンテージ先制。残り時間で伊藤選手は何度もタックルを仕掛けるも、西林選手は付き合わず引き込み盤石の逃れでタイムアップ。
『BJJ-JAM』アダルト黒帯フェザー級 アサダトシオ(IMPACTO JAPAN B.J.J) vs 中塚靖人(リバーサルジム新宿 Me,We)
中塚選手が引き込み、トシオ選手が上から中塚選手の背中側のレぺラを握りバックを狙うが中塚選手も足を組みガード。この攻防が2分ほど続き、トシオ選手が痺れを切らしたような飛び込みパスから一気に十字絞めへ!これが決まり4分56秒、アサダ選手の一本勝ち。
『BJJ-JAM』終了し、現在は日本ブラジリアン柔術連盟・中井祐樹会長によるセミナーが始まってます。ジムの代表を務める方が多く、さすが中井先生ですね。