本日11月22日(金)に発売される『ゴング格闘技』1月号は、ADCC2013、アジアオープン2013、ワールド柔術エキスポの大会レポートを軸に世界、アジア、日本の柔術記事が盛りだくさんの内容になっています。
■10.19&10.20 ADCC
「中国初開催のADCC、最強の座は
ブシェシャとサイボーグ2人に
クロンが初優勝、山本聖子は3位」
■10,26-27 ASIA JIU-JITSU 試合リポート
「アジアオープン柔術選手権2013
全ては2006年から始まった?
日本-アジア-世界、柔術の現在
パラエストラが団体戦5連覇」
■11,9-10 JIU-JITSU EXPO試合リポート
「ワールド柔術エキスポで、
競技柔術家×MMAグラップラーが激突」
新世代の柔術家にヘンゾも感心
■2014年の注目は彼らだ!ネクサセンスの嶋田裕太選手
■堀口恭司選手×植松直哉選手の対談記事
■ビビアーノ・フェルナンデスの最新試合レポート
アジアオープン記事では白木大輔選手、芝本幸司選手ら黒帯選手の試合レポートが2ページ掲載。近年では一番柔術が充実していると言っても過言ではありません! そんな『ゴング格闘技』1月号は本日全国コンビニ、書店で発売中です。超必読です!
■『ゴング格闘技』の詳しい情報は公式サイトをチェック!
http://www.eastpress.co.jp/gonkaku/
(写真提供・ゴング格闘技)
2013年11月22日金曜日
11月22日柔術ニュース2本
11月23日『ZST.38』で牧野仁史vs植松直哉実現!!
ご存知日本屈指のグラップラー兼柔術家の植松直哉選手が、11月23日(祝・土)ディファ有明で開催されます「ZST.38」 に出場。対戦相手は強烈な足関節技でお馴染みの牧野仁史選手(リバーサルジム東京スタンドアウト)。共に小柄体型で足関を得意とし、一本決着は必須。牧野選手は植松直哉という大きな壁を越えられるか、注目です。既に↓二人のインタビューを含む煽り映像がyoutubeで公開されています。
ミヤオ兄弟が「DUMAU JAPAN CUP 2013」に参戦決定!
ADCC2013本戦で、あのハファエル・メンデスら世界王者たちのパスを防いだ鉄壁ガードを持つミヤオ巨大が、昨年のアジアオープン以来来日し、久々に日本のマットに上がります。ジョアオがライトフェザー級で、パウロがフェザーとのこと。黒帯選手は世界基準の選手と戦える絶好のチャンス!
詳しい応募方法はDUMAU公式ホームページまで!
【2013No-gi World】神田崇広選手、現地レポート、その2
11月11日に記事でお伝えした神田崇広選手(GRABAKA柔術クラブ)によるBJJF主催の『世界ノーギ柔術選手権』レポート。少し期間は空いてしまいましたが、第二弾をお届けします。
-----------------------------------------------------------------------------------BJJ PLUSをご覧の皆さん、こんにちは、こんばんは、GRABAKA柔術クラブ所属の神田崇広です。
さて、いよいよ僕の試合茶帯部門が行われる大会三日目です。会場のディスプレイには試合進行状況が映しだされ、また同時に開始予定時間も出ていて初海外試合の僕には嬉しい配慮でした。
呼び出されマット上。対戦相手は名前はわからず、セコンドにホベルト・サイボーグが付いていたので、Fight Sports所属のようでした。
試合は相手のタックルを警戒し、シッティングガードで様子見。ハーフからの脇差で攻めようとしたところをダースチョークを狙われ、逃れたところをポイントを奪われ4ポイントを奪われます。さらにマウントを取られ8-0の絶体絶命。残り3分で相手が守りに入ったところで、セコンド中村大輔さんから「積極的に攻めろ!」の指示に答えダメ元で膝十字!! これが決まり逆転勝利。引きあげ際、スタッフの女性に「excellent!」と誉められ照れました。結局、一回戦シードで準々決勝で敗退しましたがベスト8に。茶帯レベルでは、それなりに世界に通じることを実感したと同時に、レスリングの技術も必要だと再認識させられました。
出番を終えた後は、黒帯の試合観戦。レアンドロ・ロ、ドゥリーニョ、JTなどの試合を見て茶と黒とのレベルの差を痛感。あのレベルに追い付くのは、正直無理だな……と思いました。青木真也選手が「 エディ・アルバレスvsマイケル・チャンドラー」戦をみて、“軽はずみに世界トップを目指すなんて言えない”と言ってましたが、僕も同じ気持になりました。でも、少しでも差を詰めれる方法を考えていけない、と思っている自分もいます。
試合後は5時間のフライトを経てニューヨークに移動。ご縁があり『ニューヨークアリアンシ』に中村大輔さんらと出稽古にお邪魔しました。
今回は全日本選手権3連覇の中村大輔さんが来ることを事前告知して頂いたようで、大勢のジム生の皆さんが集まってくださいました。黒帯5人もいるのに驚きです。急遽大輔さんのテクニッククラスになり、下からのモンジバカ。参加していたアリアンシの黒帯もなるほどーっといった様子。
6分回しのスパーリングを約1時間。大輔さんは、インストラクターのバブスさん(パンナムマスター優勝)や、アブダビプロニューヨーク予選優勝のジョン・チョーさんらとスパー。僕は茶紫を中心に。代表ファビオ・クレメンテのご子息には、ベリンボロからバック→締めとあっという間に一本取られました。話を聞くと去年ジュベニウで優勝、今年の紫帯で3位入賞との……。まだ19歳、末恐ろしい少年ですね。
アリアンシニューヨークはユニオンスクエア駅から近くアクセスがかなりいい場所でした。近日中に少し離れた場所に移転するとの事で、2フロアに拡充するみたいです。インストラクターがアメリカ人でないので英語も聴きやすいため日本人向けかなと思いました。クラスも朝、昼、夜とありますし、観光地からも近いです。ニューヨーク観光にあわせて名門アリアンシで練習するのもありですね!
以上、神田崇広の世界ノーギ柔術選手権レポートでした!
2013年11月20日水曜日
【第4回東京柔術オープントーナメント】アダルト紫帯フェザー級レポート
紫帯フェザー級は5名参加で、栗原良生選手(トライフォース柔術アカデミー)森直人選手(修斗ジムroots)を筆頭にJBJJF主催大会で好成績を残している面々が揃った印象です。
サイドにパスしてニー音、さらにバックを奪いかけて一気に腕十字へ! まさに流れるような技の連携に、会場から歓声が沸くほどです。佐藤選手も意地で決めさせませんが、試合は栗原選手ペース。
そして残り2分過ぎにバックを奪い、締めで一本勝ち。大量15ポイントを奪った上での完勝でした。
森選手もチャンスを窺うも、栗原選手は側転パスを仕掛けるなど試合の主導権を握っていきます。
森選手の反撃を防ぎ、終盤にパスでポイント重ねて4-2で栗原選手勝利! 手数の豊富さが際立っていた印象でした。
(写真提供:JBJJF)
アダルト紫帯フェザー級一回戦
瀧野将(パラエストラTB)vs大川哲夫(GRABAKA柔術クラブ)
シニア世代ながらアダルトを主戦場とする両者。共に下のガードを得意とするが、瀧野選手が先に引き込む展開。大川選手は上から潰そうと試みるも、瀧野選手もフルパワーでそれを阻止。互いに引かず審判がルーチ時計をチェックする緊迫の展開。しかし、最後までポイントは動かずレフリー判定で、若干攻勢に出ていた瀧野選手に軍配が上がった。
アダルト紫帯フェザー級準決勝
瀧野将(パラエストラTB)vs森直人(修斗ジムroots)
瀧野選手は準決勝で『Gi EAST2013』ライト級優勝、『関東オープン2013』フェザー優勝など、今年好調の森直人選手と対戦。森選手が引き込み、スピード感溢れる動きで揺さぶりアドバンテージを重ね、終盤にスイープ成功! その後も瀧野選手をコントロールし勝利、決勝へ。瀧野選手は一回戦の疲れが若干出ていた印象でした。
アダルト紫帯フェザー級準決勝
栗原良生(トライフォース柔術アカデミー)vs佐藤亜良太(修斗ジムroots)
この日の一番会場を沸かせた試合と言っても過言ではない栗原選手vs佐藤選手戦。栗原選手が引き込みスグにXガードから余った足をすくいスイープし先制!サイドにパスしてニー音、さらにバックを奪いかけて一気に腕十字へ! まさに流れるような技の連携に、会場から歓声が沸くほどです。佐藤選手も意地で決めさせませんが、試合は栗原選手ペース。
アダルト紫帯フェザー級決勝
栗原良生(トライフォース柔術アカデミー)vs森直人(修斗ジムroots)
ダブルガードの攻防から栗原選手がベリンボロ。森選手が防ぎ安心したところに、一瞬で栗原選手が上を取りスイープポイント! 森選手が少し受けすぎた印象か。森選手もチャンスを窺うも、栗原選手は側転パスを仕掛けるなど試合の主導権を握っていきます。
森選手の反撃を防ぎ、終盤にパスでポイント重ねて4-2で栗原選手勝利! 手数の豊富さが際立っていた印象でした。
(写真提供:JBJJF)
2013年11月19日火曜日
【第4回東京柔術オープントーナメント】マスター茶帯ライトフェザー級レポート
マスター茶帯ライトフェザーは3名参加の巴戦に。先日の『DUMAU Jiu Jitsu 2013』で同カテゴリーを制した紺野直人選手(パラエストラ千葉)、今春茶帯昇格して挑んだアジアオープンで準優勝した坂本純選手(トライフォース柔術アカデミー)、マスタークラスで優勝経験豊富な亀田新選手(デラヒーバジャパン)と強豪揃いのトーナメントになりました。
マスター茶帯ライトフェザー級準決勝
紺野直人(パラエストラ千葉)vs亀田新(デラヒーバジャパン)
ガードワークに定評がある紺野選手が引き込み、隙をみて一瞬立ち上がり投げるようにスイープで先制。また引き込み直した紺野選手は、スイープが崩れたところでタックルを仕掛け上になり、しっかり固めて9-0で勝利。決勝に駒を進めます。
マスター茶帯ライトフェザー級準決勝
坂本純選手(トライフォース柔術アカデミー)vs亀田新(デラヒーバジャパン)
逃れた亀田選手が背を向けたところにバックを奪い、そのまま1分未満で絞めで一本。決勝へ。
マスター茶帯ライトフェザー級準決勝
紺野直人(パラエストラ千葉)vs坂本純選手(トライフォース柔術アカデミー)
紺野選手が引き込み、全試合と同様に隙をみて立上り膝をすくうなどしてパスを狙います。坂本選手はすぐに反応。がぶってフロントに捉えるも、紺野選手はすぐに逃れます。動きの早い試合展開ながら両者ポイントならず。そして終盤、紺野選手がベーシックな膝乗せスイープを決めたかと思いきや!?
坂本選手はすぐさま下から草刈りで戻ろうとしますが、紺野選手はそこからバックを狙いに!
しかし、坂本選手もすぐさま振り向いてバックを与えず。この攻防でポイントは紺野選手にアドバンテージ1のみ。共に“際”を意識しているからできる攻防でしょう。
残り時間が少ない中、坂本選手は得意の飛びつき十字を狙いますが防がれ、そのままタイムアップ。白熱の攻防は紺野選手に軍配が上がりました。
優 勝:紺野直人 Naoto Konno(パラエストラ千葉)
準優勝:坂本純 Jun Sakamoto(トライフォース柔術アカデミー)
(写真提供:JBJJF)
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