第四試合は難攻不落のスパイダーガードの小野瀬龍也選手(
リバーサルジム川口リディプス) と、コムロック&多彩な絞め技で一本勝ち量産の岡本裕士選手(
RJJ)。コントロールvs一瞬の切れ味という、プロ柔術らしいマッチメイクの一戦と言えます。
体を揺らしながら軽やかに登場する岡本選手に対し、小野瀬選手は花道でしばらく岡本選手を殺気じみた視線を送るなど気合充分。普段の試合と違い、プロ柔術という舞台ならばこの位の気合は必要でしょう。
引き込みたい小野瀬選手。かわす岡本選手。小野瀬選手は飛び付き気味に引き込み、即座にスイープを狙います。
離れた岡本選手に、小野瀬選手は再度引きこもうとした瞬間、岡本選手が飛び付き気味に一気に絞めへ!! 指導する子どもたちの応援も飛ぶ中で、小野瀬選手も意地で耐えるも…ついに落ちてしまいます。
39秒、一番絞りで岡本選手の秒殺勝ち。今回は一瞬の切れ味が岡本選手が勝りました。
(写真提供:IF-PROJECT)