階級はフェザー級(65.8kg以下)とウェルター級(77.1kg以下)の2つで、ルールは柔術の茶・黒に近いD-NETエキスパートルールのポイント制。佐々木憂流迦選手、ザ・ギロチンこと齋藤曜選手、山田宗太郎選手らMMAグラップラーに、平尾悠人選手や世羅智茂選手など柔術家も参戦し、大きな話題を集めました。今日はまずフェザー級(65.8kg以下)部門の一回戦をレポートします。
○櫻井徹也(DRAGON’S DEN)
レフェリー判定
●安藤達也(TRIBE TOKYO M.M.A)
レスリングで国体優勝などの実績を持ち、MMAでも三戦三勝で“モンスタールーキー”と呼ばれる安藤選手。一方の櫻井選手は柔道出身で、柔術でも紫帯部門で優勝を重ねる強豪。試合は櫻井選手が立ちに付き合わず、引き込んで三角や腕狙いでコントロール。安藤選手はなかなか割ることができず、終盤に櫻井選手がヒップスローで上になりかけるなど攻勢。レフリー判定で櫻井勝利。
フェザー級トーナメント一回戦 5分
○佐々木憂流迦(和術慧舟會駿河道場)
ポイント3-0
●高橋了介(リバーサルジム横浜グランドスラム)
説明不要のUFCファイターに対するは、かつて修斗グラップリングなどで優勝しているベテラン・高橋選手。足関を得意とする高橋選手は即座に引き込み、すぐに膝十字、アンクルと仕掛ける。憂流迦選手は冷静にズラしながら、終盤に外れたところでサイドの3点を奪い、勝利。
○平尾悠人(X-TREAM柔術アカデミー)
ポイント2-0
●村田卓実(和術慧舟會東京道場)
グラップラー“ムラタク”に対するは、柔術黒帯・平尾選手。まず平尾選手が引き込む。平尾選手の柔軟な脚さばきに対し、村田選手はクロスヒールホールドを試みるも防がれ、終盤にNO-GI盤ベリンボロでバックを奪いかけ、村田選手が下になってしまいスイープ2点。これで平尾選手の勝利。
フェザー級トーナメント一回戦 5分
○斎藤 曜(トイカツ道場)ポイント4-2
●榎本 悟(リバーサルジム川口リディプス)
“猿飛流”こと榎本手対、“ザ・ギロチン”こと斎藤選手の一戦。軽快にステップを踏む榎本選手のタックルが序盤に決まり先制。斎藤選手は得意のフロントチョークで組み、そこから捲りスイープで同点。そこから斎藤選手が引き込んでアキレス狙いからリバーサルに成功し、上から固めて勝利。