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2015年3月6日金曜日

「D-NET ALL JAPAN CUP賞金トーナメント」ウェルター級一回戦レポート

今回は3月1日、大森ゴールドジムで開催された優勝賞金10万円を懸けたグラップリングトーナメント「D-NET ALL JAPAN CUP賞金トーナメント」のウェルター級(77.1kg以下)一回戦のレポートをお届けします。

ウェルター級トーナメント一回戦 5分
○世羅智茂(GROUND CORE)
レフェリー判定
●鈴木JAPAN(AACC)
 全日本学生レスリング選手権(インカレ)2位の実績を誇る鈴木選手と、全日本柔術選手権で茶帯階級・無差別の2冠の世羅選手との対戦。世羅選手は立ちに付き合わず、座りながら接近。鈴木選手はパス狙いもなかなか世羅選手の回転体が越えられず。互いに様子見の状態がかなり続いたが、下からの攻め手で若干世羅選手が上回ったか。レフ判定で勝利。

ウェルター級トーナメント一回戦 5分
○下石康太(修斗ジムBLOWS)
ポイント24-0
●岩崎成敦(RODEO STYLE)
「カツオ」のリングネームで活躍したベテラン・岩崎選手に、一昨年のADCC日本予選準優勝のプロシューター・下石選手の対戦。高いレスリング力・スタミナを誇る下石選手が序盤からタックルが数度決まり、サイド、マウントなどポイント量産。岩崎選手は終盤に得意のフロントチョークに入るも潰され、下石選手の勝利。

ウェルター級トーナメント一回戦 5分
○菅原和政(マスタージャパン)
ポイント13-2
●吾妻エメルソン(リバーサル新宿Me,We)
修斗で連勝中の菅原選手に対するは、極めの強さに定評があり最近は柔術参戦も多い吾妻選手。序盤に菅原選手のタックル、サイドとポイントを重ねるが、吾妻選手は足を戻して三角、逃れられたら腕十字へ。極まるか…と思われたのを菅原選手はリフトして外すという展開がしばし続き会場を沸かせる。吾妻選手は大量ポイントを奪われても気にせず極めにこだわり、最後は上になったところで終了。ポイント13-2で菅原選手の勝利。

ウェルター級トーナメント一回戦 5分
○山田崇太郎(総合格闘技津田沼道場)
ポイント2-0
●松本崇寿(ALPHA)
一昨年のADCCアジア代表・山田選手に挑むのは、パンクラスで活躍後最近はハードヒットでプロレスラーとしても活躍する松本崇寿選手。松本選手は柔術出身で、この試合を引き込み潜り、インバーテッド、リバースデラヒーバ的に回転しながら山田選手の動きを封じる。試合終盤でこのままの印象度では松本勝利か、と思われたが立ち上がりテイクダウンを狙った松本選手を、逆に倒して山田選手に2P。これが勝負の決め手に。

明日は両階級の準決勝レポートです!