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2015年2月26日木曜日

「第9回全日本マスターズ柔術選手権」マスター1黒帯レポート

23日に開催され、延べ750人越えの参加者があった「第9回全日本マスターズ柔術選手権」から、まずは黒帯マスター1の試合レポートをお届けします。

マスター1黒帯フェザー級ワンマッチ決勝 
●物河祐亮(X-TREME柔術アカデミー)
ポイント11-0
○塚田市太郎(DAMM FIGHT JAPAN)
普段ライトフェザー級の物河選手が、一階級上の塚田選手に挑んだ一戦。序盤、物河選手の引き込みにタックルを合わせたように見えたがポイントにはならず。物河選手のガードを組まさぬよう塚田選手は手で捌きながら、一分過ぎにサイド。戻されたところをクロスニーでサイドからのニーオンなど重ね、ポイント11-0で勝利。

マスター1黒帯ウルトラヘビー級決勝
○ルーカス・タニ(IMPACTO JAPAN B.J.J)
ポイント7-2(AD2-1)
●神田崇広(GRABAKA柔術クラブ)
共に黒帯昇格間もない二人の対戦。序盤からタニ選手がディープハーフでスイープを重ねてリード。上の階級に挑戦の神田選手もリバーサルで返し、終盤にアンクルが決まりかけるが、しっかりタニ選手が逃げきる形で勝利した。

マスター1黒帯オープンクラス準決勝
○塚田市太郎(DAMM FIGHT JAPAN)
ポイント4-4(AD2-0)
●神田崇広(GRABAKA柔術クラブ)
 引き込んだ神田選手がホレッタが崩れたところで相手の脚をすくいスイープで先制。しばし膠着も、下になった塚田選手は相手を引き出して乗せてから巴気味に投げて上になり同点。怒涛のパスで責めて、神田選手が亀になり逃げたところで塚田アドバンリード。立ちから再開し、塚田選手が引き込みオモプラッタ狙いから神田選手が回転して逃げたところを上になり逆転するも、またスグに一瞬潜って脚をすくいスイープ! しかし、ココでタイムアップでアドバン一つ差で勝者は塚田。


マスター1黒帯オープンクラス準決勝
○ルーカス・タニ(IMPACTO JAPAN B.J.J)
3:26秒 膝十字
●神田崇広(GRABAKA柔術クラブ)
 階級別の再現の如くタニ選手が引き込み、ディープハーフから上になり先制。立ち再開から今度は神田選手が引き込み小手絞りなどを狙うも防がれ、最後は上からの膝十字でタップ。

マスター1黒帯オープンクラス決勝
○ルーカス・タニ(IMPACTO JAPAN B.J.J)
ポイント5-0(AD1-1)
●塚田市太郎(DAMM FIGHT JAPAN)
塚田選手の片足タックルが決まりかけ一瞬尻もちつくが、タニ選手スグに立ち上がりアドバン止まり。タニ選手引き込み鉄板のディープハーフで上になり2ポイント。その後はタニ選手の圧力を様々なガードで塚田選手が捌く。終盤にタニ選手がカミツキからのサイドを奪い、固めてタイムアップ。タニ選手が二冠を達成した。