11月24日(祝月)宮城県武道館にて行われた『第7回東北柔術選手権』ですが、スペシャルワンマッチに中井祐樹会長セミナーなど盛りだくさんの内容でした。
今回はその中でもスペシャルマッチ2試合のレポートをお届けします。レフリーは中井会長というのも、特別感があって非常に良いですね!
まずは柔術マッチ、東北代表する柔術家・阿部宏司選手と、総合でも活躍する岡田秀人選手の一戦です。
アダルト茶帯フェザー級契約阿部宏司(草柔会岩手) VS 岡田秀人(K`zFactory)
阿部選手が試合開始早々に引き込み、クロスから絞めなどを狙う序盤戦。岡田選手は阿部選手をリフトしたら……それに合わせて阿部選手が抱きつく形で小外刈りでテイクダウン2ポイント先制!
下になった岡田選手はハーフでキープし、中盤にフックスイープを仕掛け、防いだ阿部選手のアームロックを狙う形でスイープし上になり同点!
岡田選手がハーフを抜きポイント5ー2になり、阿部選手はXガードからスイープ狙うも防がれ、逆にバックマウントを奪われたところでタイムアップ。ポイント9-2で岡田選手の勝利。
アダルトエキスパートライト級契約岡田秀人(K`zFactory) VS 津川浩平(WARP)
WARP代表の津川浩平選手が登場。岡田選手は足を何度もスイッチしながら様子見し、逆に津川選手は座り込む。その瞬間に岡田選手が側転パスを仕掛けるも、がっちりクロスの中に入ってしまう。そこから津川選手がラバーガードでキープし、三角狙い。抜けだした岡田選手の猛烈な勢いを、津川選手は足にしっかり絡みつき越えさせず。そしてフックスイープ的に岡田選手の足を持ち上げて、その隙間に回転するように膝十字へ。これが決まり2分でタップ! 津川選手の貫禄の一本勝ちだった。
表彰台写真は、JBJJFの公式FACEBOOKページに!