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2014年4月7日月曜日

家庭内予選も大事!『第8回マスターズ選手権大会』団体優勝・グラスコ柔術アカデミー・桑原幸一先生インタビュー

3月23日、大田区総合体育館で行なわれたJBJJF主催『第8回マスターズ選手権大会』において、出場選手9名ながら見事団体優勝を成し遂げた『グラスコ柔術アカデミー 』。今回は代表・桑原幸一先生に優勝決定後に行ったインタビューをお届けします。

--まずマスターズの団体優勝を制した率直な感想をお願い致します。
桑原 08年から団体優勝から遠ざかっており、今大会を道場全体の目標として挑んだ大会でした。団体優勝という結果が残せ、非常に嬉しいです。

--今大会で結果を残せた要因は何処にあると思いますか?
桑原 今大会に備え、休館日に選手クラスを開催するなど、出場する皆さんには一定の練習量を確保して頂きました。また、試合に出ない皆さんも参加者のために練習に付き合ってくれたり、会場の大田区総合体育館まで応援に来てくれるなど、様々な支えがあったからこそ、優勝を掴めたのだと思います。

--Over30は仕事・家庭のある選手が多いと思いますが、皆さん試合出場までの“苦労”は代表者として感じていましたか?
桑原 ウチは最近でこそ10代、20代の会員さんも増えましたが、6割強が30代以上の会員さんです。やはり30代になれば練習時間の確保、試合出場の確約、を得るのも一苦労があります。練習に来たいがお子様が熱を出し、泣く泣く練習をキャンセルしたなんて話も聞いています。ただうちの会員さんは仕事や家庭をうまく切り盛りして結果を出してくれ、改めて柔術家として、社会人、お父さんとして素晴らしいなと思いました。

--OVER30世代を指導する上で気をつけている点などはありますか?
桑原 うちの場合は選手、プロという区分はありません。各々にガッチリやりたい方はガッチリ、ゆっくりやりたい方はゆっくり、というスタンスで練習を行っています。ただ、どうしても怪我の回復が遅れたり、社会的に地位のある方が多く急な仕事が入って練習が出来ない際のフォローはさせて頂きました。あとは私がどんどん胸を貸し、一緒に練習することで、彼らの様々な状態を把握し、アドバイスをすることが出来ました。勿論、やりすぎる方には「ほどほどに行いましょう」と話し、あまりやれない方には上手にやりくりする方法を指導する。そんな感じですかね。

以上


■グラスコ柔術アカデミー
http://www.grascobjj.com/