少し日数が経ちましたが、11月17日に行われたJBJJF『第4回東京柔術オープントーナメント』から、本日は紫帯オープンクラスのレポートをお届けします。当日はヒクソン杯もありながら、この当大会に入賞経験が多い選手が揃ったように思います。なので激戦必須、かなりの接戦の繰り広げました。
アダルト紫帯オープンクラス一回戦
高橋昌嗣(トライフォース柔術アカデミー)vs大川哲夫(GRABAKA柔術クラブ)
体格で勝る高橋選手が、ハーフガードの大川選手の足を抜こうとする展開が7分間。積極性で高橋選手にアドバンテージが与えられ勝利しました。A1-0。
アダルト紫帯オープンクラス一回戦
瀧野将(パラエストラTB)vs森直人(修斗ジムroots)
階級別では森選手がスイープで勝利しましたが、無差別での再戦でもワンスイープを決めて森選手がキッチリ連勝です。ポイント2-0。
アダルト紫帯オープンクラス一回戦
エヴァン・ドネリー(トライフォース柔術アカデミー)vs稲澤真吾(K'zFACTORY厚木)
階級別では一人優勝だったドネリー選手だけに、立ち上がりは少々固く稲澤選手のタックルを喰らい先制されるも、すぐに下からフロンチョークを決めて一本勝ち。順当に準決勝へ。
アダルト紫帯オープンクラス一回戦
栗原良生(トライフォース柔術アカデミー)vs佐藤亜良太(修斗ジムroots)
階級別一回戦の再戦。栗原選手が豊富なムーブで大量ポイント差で勝利したが、再戦では佐藤選手も意地を見せポイントをなかなか与えず。しかし徐々に栗原選手が試合を支配し、最後は腕十字で一本。
アダルト紫帯オープンクラス準決勝
高橋昌嗣(トライフォース柔術アカデミー)vs森直人(修斗ジムroots)
互いにレーチポイントを2度とられる拮抗した試合で、体格で勝る高橋選手がジリジリとパスを狙い続けた分だけアドバンテージ1差で辛勝。ポイント0-0(A2-1)。
アダルト紫帯オープンクラス準決勝
エヴァン・ドネリー(トライフォース柔術アカデミー)vs栗原良生(トライフォース柔術アカデミー)
準決勝で同門対決に。技巧派の栗原選手も、ドネリー選手の圧倒的パワーに潰されてしまい、寸でポイントは与えないがアドバンテージ4差がつく。ドネリー選手が決勝へ。
アダルト紫帯オープンクラス決勝
高橋昌嗣(トライフォース柔術アカデミー)vsエヴァン・ドネリー(トライフォース柔術アカデミー)
決勝もトライフォース柔術アカデミー同士の同門対決。高橋選手はドネリー選手を柔術に誘った立場だそうで、絶対負けられない一戦。きちっと先輩の実力をみせ試合序盤に高橋選手がパス、ニーオンでポイントを重ねます。ドネリー選手も先輩超えを果たすため、下から足をすくい片足タックルを狙いますが、がぶられ高橋選手はサイドへ。結果、ポイント8-0で高橋選手が勝利!
試合後の高橋選手のほっとした表情が印象的でした。先輩のメンツは守った、と。
トライフォースは表彰台の1~3位独占状態に。
■アダルト紫帯オープンクラス
優 勝:高橋昌嗣 Masashi Takahashi(トライフォース柔術アカデミー)
準優勝:エヴァン・ドネリー Evan Donnelly(トライフォース柔術アカデミー)
3 位:森直人 Naoto Mori(修斗ジムroots
3 位:栗原良生 Ryosei Kurihara(トライフォース柔術アカデミー)