処分理由について以下のように発表されています。
「同氏は2013年10月に開催されたアジアオープン2013において、同門選手の試合に際して、当該審判員を威圧的な言動と態度にて恫喝し、試合再開を中断せざるを得ないほどの執拗な抗議を行った為」
実際に当ブログ管理者も現地で見ていましたが、処分対象となった試合は、サトシ選手の同門クレベル・コイケ選手のものでしょう。パスでのポイントの有無について抗議していて、次第にエキサイトして審判に威圧的な言動と態度に出てしまったようです。
気になるのが”戒告処分”とは、どういう処分になるのか。例えば政治家の懲罰ならば、(1)戒告<(2)陳謝<(3)一定期間の登院停止<(4)議員の身分を失う除名-の4段階に定められており、
戒告処分は口頭注意等で済むことが多いです。では、一柔術家はどういう処分に? そこでJBJJFに問い合わせ、以下の解答が得られたので紹介します。
「戒告処分は文書による厳重注意です。またそれを公表する事が、
日本、いや世界を代表する柔術家になったホベルト・サトシ選手だけに、今後も活動に制限が掛からないことは一安心。それと同時に、試合や同門選手の応援でエキサイトし過ぎる場面をよく目にしますが、今回の一件が試合・観客マナーの向上に役立てばいいですね。