アダルト紫帯ライトフェザー級一回戦
嶋田裕太(ネクサセンス)vs岩井英治(ストライプル早稲田)
引き込んだ岩井選手に対し、嶋田選手は速攻の担ぎパスで3ポイント先取。そのままマウント三角も極められず1分25秒腕十字で一本勝ち。
アダルト紫帯ライトフェザー級準決勝
嶋田裕太(ネクサセンス)vs高橋俊彦(パラエストラ)
準決勝の高橋選手は他大会で優勝、準優勝経験も豊富で、決して弱くはありません。それでも嶋田選手は得意の担ぎからパスガード、サイド、マウントと大量14ポイントを奪い、最後はマウントからの絞めで4:45秒一本。
アダルト紫帯ライトフェザー級準決勝
嶋田裕太(ネクサセンス)vs小林ヨウスケ(AXIS)
決勝はJJFJ大会を主戦場にする小林選手。嶋田選手の担ぎパスを防ぎ、潰して反撃を試みるなど、対等に戦えるか、と思いましたが……。
電光石火の腕十字、それを逃れて上になった小林選手に対し息もつかさぬ速攻スイープからマウント三角。16ポイント奪って最後は腕を極めて一本。全試合一本勝ちでライトフェザー級を制す驚異的な強さを見せました。
この優勝で嶋田選手はIBJJF(国際ブラジリアン柔術連盟)の紫帯ライトフェザー級世界ランキングで1位に!! 正直茶帯昇格して大暴れする嶋田選手も見たい気もしますが、このまま紫帯1位で世界柔術の表彰台一番高いところに立つ姿も見たい。悩ましいところですね。そして嶋田選手の恐ろしいところは、ライトフェザー級という軽量級ながら、オープンクラスでも戦い、そして結果を残すところです。この日は重量級選手を相手に一本こそ極められないものの、俊敏でありながら的確な捌きでポジショニングにおいて圧倒して決勝へ。以下決勝レポートです。
アダルト紫帯オープンクラス級決勝
嶋田裕太(ネクサセンス)vsダニー・フィリツ(Icon BJJ)
決勝はスーパーヘビー級を制したダニー選手。その体重差は40キロ!! さすがの嶋田選手もテイクダウンできず、引き込んで十字絞めを狙うも防がれてしまいます。
互いに譲らず一進一退の攻防で残り2分、ダニー選手が体格差を活かし嶋田選手を上から潰し、長い手で膝裏をすくってテイクダウンで2ポイント!!
最後の最後まで反撃を狙う嶋田選手でしたが、上から固められてしまい敗退。それでも40キロ以上重い相手に然程パワーでも負けてない印象。嶋田選手の恐るべき体の強さでした。
(写真提供:JBJJF)