2016年9月9日(金)アジア柔術選手権の前日に東京武道館にて開催されました IBJJF ルール講習会 のレポートを 桑原幸一先生(日本ブラジリアン柔術連盟理事、グラスコ柔術アカデミー代表)よりご寄稿頂きましたのでご紹介させていただきます。
皆様、こんにちは、日本ブラジリアン柔術連盟の理事である、桑原です。
今回はアジア選手権の前日に必ず行われるIBJJFルールセミナーのレポートをさせて頂きます。
今年も綾瀬の東京武道館で開催され、私も参加させて頂きました。
会場に来た受講者が早速受付をされています。
ルールセミナーの申し込み方法はオンラインで予約と当日直接申し込みがあり、予約をした方が受講料が安くなります。また、IBJJFのメンバーカードを持っている方も割引となります。
また、翌日からのアジア選手権にてレフリーを務める方は無料でこちらのセミナーを受ける事が出来るシステムとなっています。
2006年から開催されて、今回で8回目となるIBJJFルールセミナー。毎回非常に沢山の方が参加され、今回も50人以上の方々が参加され、熱心にアルバロ先生の講義を聞いていらっしゃいました。
ちなみに講師はIBJJFルールディレクターのアルバロマンスール先生で、2006年からずっと講師を務めていらっしゃり、日本の柔術事情にも理解を示そうと積極的に日本のレフリー達と通訳を介しながら会話されていましたね。
ルールセミナーはIBJJFのルールブックを読み進めながら各種質問を受け付け、またニーリーピングやストーリングなどのブラジリアン柔術特有の反則でなかなか理解しづらいものに関しては、写真のように実際のシーンんを提示しながら、丁寧に解説して頂きました。
他にもポイントや道衣の話など、選手や指導者が試合で大切な内容が盛りだくさんでだいたい4時間くらいでしたが、すごく集中して受講出来たと思います。
今回は日本人やブラジル人以外に韓国や台湾、アメリカなどの国の方も参加されていましたね。
毎回そうですが、今回も充実のセミナーとなりました。
参加された皆様、講師のアルバロ先生、通訳の滝川先生、長い時間お疲れ様でした!
桑原先生、貴重なレポートありがとうございました!
次回はIBJJFのルールディレクターで今回のセミナー講師を務められたアルバロマンスール先生のインタビューを掲載予定です。