開会式では選手を代表して、金古一朗さんが挨拶しました。
「本日はご来場ありがとうございます。この選手代表のコメントをするのが先ほど言われて、試合以上に緊張しています。観客席には見慣れた顔もあるので、みなさんの期待に応えるべく、熱い試合を心がけますので、最後までご声援お願いします」
■第1試合アダルトエキスパート-66.0kg契約 6分大沢ケンジ(和術慧舟會HEARTS) VS 西林浩平(リバーサルジム新宿Me,We)
DREAM等で活躍したトップMMAファイター大沢選手が、第一試合から登場。対する西林もグラップリングの強さは国内随一。大沢は西林の引き込みを警戒してタックルのフェイント見せながら距離感を保つ。
西林は飛びつきのフロントチョークから引き込んで下になり、ラバーからオモプラッタから三角。これを防いだ大沢はハーフとなった西林の上半身を潰し登って行くが、西林はラバーを上手く使いながら防ぐ。そして終盤でフックで西林が持ち上げるも、大沢はバランスの良さでスイープを防ぎ、ここでタイムアップ。緊迫のある攻防は0-0ながら、仕掛けの豊富さで判定・西林。
■第2試合アダルト黒帯オープンクラス契約 6分大内敬(パラエストラ小岩) VS 新明佑介(トライフォース柔術アカデミー)
手作り感満載のビッグバンベイダーの衣装で登場した新明選手。セコンドの芝本選手にスプレー係を任せているのも面白いです。さて試合は観客からの「飛べ!」に応えるよう、小走りから飛びつく新明だが場外際。中央再開からはしばし柔道勝負し、大内が背負いで完全に投げるが場外際でアドバン止まり。
柔道で大内に歩があり、新明はハーフで引き込む。しかし大内の腰切りが上手くパスの圧のアドバン。
また立ちで大内が場外際で投げてテイクダウン2P。
大内が引き込んでスパイダーでコントロールも、残り30秒で新明が勝負を仕掛け、腕が絡まった状態ながらもパス仕掛け、体の強さもありサイド達成! バックに付き絞めを狙ったままでタイムアップ。逆転で新明も、大内の投げが場外際でなければ…と思う大接戦だった。