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2015年10月14日水曜日

「Ground Impact 2015」昼の部 第4試合、第5試合レポート

■第4試合アダルトエキスパートライトフェザー契約 6分澤田伸大(トライフォース柔術アカデミー) VS 杉本寛樹(AXIS柔術アカデミー)

今年の「アジアオープン2015」で紫帯ルースター級を制した杉本、対するは澤田もワールドノーギ2014を制したトップ選手。若手最強決定戦と言えるグラップリングマッチになった。

 開始早々に澤田がタックル仕掛ける、距離が合ったためがぶられ、引き込んで下に。曖昧なタックルは引き込むための戦略か。

杉本のパスの圧に合わせるように澤田は回転の動きでいなし、足関節を見せつつ、杉本の足すくって上になり2ポイント先制。


 杉本は下になって得意の三角で澤田を捉えるも、外されて足関にきたところを上になり同点。ここから両者ダブルガードからの足関狙いの攻防になり、お互いにスイープ一度ずつ決め、最後は一度澤田が上になりポイント6-4で勝利。
NO-GIながら柔術家らしい試合となった。

■第5試合アダルト黒帯オープンクラス級契約 6分高谷聡(パラエストラ吉祥寺) VS ファビオ ハラダ(Renzo Gracie Team)

黒帯を巻いて10年、マスターズ大会で無類の強さを誇る高谷が登場。グレイシー仕込みの柔軟な戦いがウリのファビオ・ハラダと対戦した。試合は思わぬ早期決着に。

ハラダが引き込むもハーフになり、高谷はしっかり上半身を固めて足を抜き、袈裟固めで固めてサイドで3ポイント。ハラダがガードに戻しでラバーから三角に捉えるも外され、逆に高谷がアキレス腱固め一閃。ハラダがタップ。高谷が10年ぶりのプロ柔術で勝利を飾った。