昨日の66キロ一回戦に続き、今回は二回戦から決勝、そして優勝者のコメントまで掲載する。
引き込んで展開する鈴木、後半戦に入る。鈴木は立ちに付き合わず、座り歩きで近づき引き込んで足関。防がれたち再開。レフリーが「アクション!」という声に合わせるように鈴木がシングルレッグで倒し2-0。最後、榎本がリバーサルを決めかけるが、鈴木逃げ切る。
【ADCC Asian】-66.0kg二回戦 平尾悠人vs石田浩
引き込んだ平尾が相手の動きに柔らかく回転しながら対応。後半戦は平尾が外から足掛けながらすくい、シングルレッグで上に。石田、オモプラッタが入りかけるが、きっちり防いで2-0で平尾。
【ADCC Asian】-66.0kg準々決勝 鈴木徹vs松本輝之
カニバサミ的に鈴木が組んだ瞬間に合わせて松本バックを奪いチョーク狙い。逃れた鈴木は下ハーフ。肩固め的に松本プレッシャーを掛けるが延長戦へ。ポイントは0-0ながら、松本が数度タックルで仕掛けたのが優位になったのか、判定で松本勝利。
引き込んだ西林が後転スイープで上になり腕十字へ。hyunは逃れ西林が下、hyunが上で後半戦へ。残り20秒で狙いすましたような後転決めて2-0。西林勝利。
レスリング力に勝る中村、村田は付き合わず引き込みんでヒール。中村は回転して場外に逃げれる。後半戦も同様の展開で延長戦へ。村田引き込みマイナス1、下から足と腕狙うも中村徹底的に潰し。膠着で中村マイナスで同点。協議の結果、判定は中村。
【ADCC Asian】-66.0kg準々決勝 ABDIBAIT UULU BUSURMANKUL vs平尾悠人
平尾が下、ABDIBAITは終始足を狙っている。飛び込むように平尾の足首掴んで捻るも極まらず。飛ぶように離れたところで後半戦。平尾の潜りからバックを奪いかけるがポイントならず延長。ABDIBAITのシングルレッグを凌いで、バックを奪いかけて上になってからサイド、マウントで5-0で平尾。
【ADCC Asian】-66.0kg準決勝 松本輝之vs西林浩平
スタンド勝負後に後半戦で西林が下。西林が足を絡めて、足関を狙って相手が尻もちついて逃れた瞬間に一気に上へ、西林が2ポイント。松本の猛攻を逃げ切り、西林が決勝へ。
引き込み平尾、上でプレッシャーを掛ける中村。後半戦の立ちから中村タックルでテイクダウンするも、3秒以内に立つ。下になった平尾が巴的なスイープで上になり、3ポイント。中村が終盤に投げから一気に肩固めの体勢に入るが、平尾も足絡めて耐えて…タイムアップ。平尾と西林の決勝。
【ADCC Asian】-66.0kg3位決定戦 松本輝之vs中村憲輔
共にレスリングを得意にするため、終始スタンド勝負。残り20秒で松本のタックル、逃れたところをバックを奪い3点。松本が勝利し、3位に。
【ADCC Asian】-66.0kg決勝 西林浩平(reversal GYM Shinjuku Me, We) vs 平尾悠人(X-TREME柔術アカデミー)
共に下を得意にマイナスポイントを気にして共に引き込まずスタンド勝負。一瞬の隙をつき西林がフロントチョーク、かなりガッツリ極まったように見えたが、平尾堪える。西林組んだままで上になる。後半戦では下になった平尾が絡みつき持ち上げ、シングルレッグで持ち上げるがギリギリのところで防ぐが、一気に平尾がバックを奪い3-0。平尾が初の代表権を得た。
66キロ以下級代表 平尾悠人
「今回は海外からたくさん選手が参加し、非常にレベルが高い印象の中で、自分が勝ったというのはまだ信じられません。ADCCルールはスタンド勝負も必要なので、予選に向けて大学のレスリング部にも出稽古で鍛えたのも功を奏したかな、と。自分は柔術しかできないので、柔術で勝つしか無いと思っています。本戦も思いっきりやるだけです」