ページ

2014年1月31日金曜日

【第5回東京柔術オープン】アダルト紫帯オープンクラスレポート

紫帯柔術家に強い選手を訊けば、嶋田裕太選手に続いて名前がよく挙がるのがトライフォース柔術アカデミー所属の栗原良生選手です。手数の豊富さ、動きの早さが素晴らしく、フェザー級体型ながらオープンクラスでも優勝を重ねる実力を持ちます。そんな栗原選手が1月26日開催の『第5回東京オープントーナメント』に登場、しかし階級別では相手が当日欠場に。試合成立せず…と思われましたが、連盟側が同じく試合がなくなってしまったパラエストラ吉祥寺・橋本貴選手と交渉。どちらも大会に出たなら戦いたい!と急遽、栗原×橋本の一戦が行われることになりました。

アダルト紫帯オープンクラス決勝 
栗原良生vs橋本貴
実は首を軽く痛めていたという栗原選手は、「無理はしない」と決めながら試合に挑みます。

しかし、引き込んだ橋本選手が潜ろうとした瞬間に合わせ、速攻で腕狙い。

 バックを狙う栗原選手に橋本選手がタックル。それをしっかりガブッて、栗原選手が潰します。パワーに対して的確な潰し、動きの早さで勝負しています。

 潰してサイドから上四方に移り、また腕十字狙いへ。逃れたところにダースチョークをセットして、ゆっくり絞め上げ一本! 体重差を物ともせず、栗原選手が優勝しました。

■トライフォース柔術アカデミー
http://www.triforce-bjj.com/