『World Master IBJJF Jiu-Jitsu Championship』、パラエストラ上越所属の柔術黒帯・井上祐弥選手による挑戦記も、いよいよ試合編です。本大会では判定でホームタウンディシジョンと言えるような、日本人選手に厳しい物が続出した印象がありました。それは井上選手にも……。
井上祐弥『World Master IBJJF Jiu-Jitsu Championship』挑戦記・試合編
いよいよ試合当日です。予定では私のマスター1黒帯ライトフェザー級は午後14時からなので、朝は遅めに行動開始、23:00~トランクを探ったら、粋なメッセージ発見しました。
息子の字で「じゅうじゅつ」。
お父さんが、本気だ、 ということを息子は解ってくれていると思われます。
お父さんが、本気だ、
これは格闘着マニアベースの自分らしいリラックス方法だと思ってくださ い。
試合に集中してないわけじゃないです。 緊張した気持ちを一旦リセットして試合モードに切り替えるのです 。
計量はアンダー1kg。
いつもこれくらい余裕もって落とさないと安心出来ない性分なのです。
いつもこれくらい余裕もって落とさないと安心出来ない性分なのです。
試合開始!!
しばし探り合い、 相手が何かためらったところをクローズドガード。
しばし探り合い、
そこからは動画をご覧ください。
http://youtu.be/q6_ll-eOfrY
ポイント0-0アドバンテージ0-0
レフリーの判定は……カペラ。
終始ガードからアクションしていたのは自分の方。 自分の手が上がると信じてました。
悶えるが後の祭り。全てはレフリーが決めるんです。
ポイント0-0アドバンテージ0-0
レフリーの判定は……カペラ。
悶えるが後の祭り。全てはレフリーが決めるんです。
その後、金古一朗さんにフィードバックをもらい、 マットを後にしました。
勝ったとしても次戦が昨年優勝ダニエル・ベレーザ、 順当に勝ちあがり、2連覇。
あの表彰台は遠い。
僕のワールドマスターズは終わったのです。
試合後は自分を責めるようなことしか浮かんできませんでした。
しかし、 記録では負けだけどここまで肉迫できたことは誇りに思うようにし ます。
タラレバと思い返してもキリがないから。
あの表彰台は遠い。
僕のワールドマスターズは終わったのです。
しかし、
タラレバと思い返してもキリがないから。
試合後はノーサイド、カペラはナイスガイです。
以上