前回に続いて7月5日(日曜)、大森ゴールドジムで開催された『D-NET GRAPPLING TOURNAMENT 05』から、“中級者部門”のアドバンス級の階級をレポートする。各階級で決勝に勝ち上がったのはリバーサル新宿Me,We所属の柔術家が多く、このルールでは立ちに付き合わず引き込んで戦うのは若干有利という印象がありました。もちろんMe,Weの選手の皆さんのテクニックがあってこそです。
D-NETアドバンスバンタム級
優勝:對馬進悟(Me,We)
準優勝:高橋拓也(ストライプル)
對馬選手がエレクトリックチェアを終始狙い続ける展開も、高橋選手もバランス力が素晴らしくなかなかスイープを許さず。ポイント0-0のレフリー判定で、終始コントロールし続けた對馬選手に軍配が上がる。
D-NETアドバンスフェザー級決勝
優勝:諏訪部哲平(慧舟會駿河道場)
準優勝:武田雪馬(Me,We)
柔術茶帯・武田選手が巧みなガードで 諏訪部選手のパスのプレッシャーを防ぐ展開。しかし、残り30秒から諏訪部選手がアキレスを狙い、このままタイムアップ。最後の印象値でレフリー判定で諏訪部選手の勝利。
D-NETアドバンスライト級決勝
優勝:深谷誠(HEARTS)
所属道場ではプロ練に参加するなど、伸び盛りの大学生・深谷選手がポジショニングで圧倒。大量ポイントを奪い勝利した。
D-NETアドバンスウェルター級決勝(8名)
優勝:加藤丈晴(Me,We)
準優勝:宮本貴央(Me,We)
決勝まで手首固めなど連続一本で勝ち上がった加藤選手、反対ブロックからは一度は敗れながら、敗者復活で勝ち上がった宮本選手が同門により優勝をシェア。記録上は加藤選手に。
D-NETアドバンスミドル級決勝(8名)
優勝:川村剛(Me,We)
体格差がかなりあるが、川村選手がベテラン柔術家らしい柔軟な動きでスイープ、パスで大量ポイントを奪い勝利。
D-NET、次回大会は11月に予定しているという。