遅ればせながら橋本欽也編集長の「Jiu Jitsu NERD」制定のBJJアワード2014年の選考委員としてBJJ PLUSのライター加藤が参加させて頂きました。座談会によるベスト10の結果は、既にブラジルブログさんで発表されているので、そちらをご確認ください。
■MVP:八木沼志保さん(ネクサセンス)
説明不要と言える日本人初となるIBJJF主催『世界柔術選手権』世界王者になったこと。
そんな八木沼さんの世界王者獲得後のインタビューはコチラ!
世界柔術選手権・黒帯ルースター級優勝!【八木沼志保インタビュー第一弾】
http://bjjplus2013.blogspot.jp/2014/07/blog-post.html
世界柔術選手権・黒帯ルースター級優勝!【八木沼志保インタビュー第二弾】
http://bjjplus2013.blogspot.jp/2014/07/blog-post_4.html
世界柔術選手権・黒帯ルースター級優勝!【八木沼志保インタビュー第三弾】
http://bjjplus2013.blogspot.jp/2014/07/blog-post_7.html
■ベストサブミッション:印象深いのは、アジアオープンでのクラウディオ・カラザンス。ヒョードルみたいな冷たい目で、淡々と十字絞めを決める。あんなゆっくり仕掛けていて、相手を防ごうとしているのに決まる。握力? なにか次元が違う感じがしました。
■ベストマッチ:
その1:BJJ-JAMのスペシャルマッチ ヴァンダレイ高崎(IMPACTO JAPAN B.J.J)vs八巻祐(X-TREME柔術アカデミー海老名)
八巻選手が大会前の8月22・23日に開催された『全日本実業柔道個人選手権大会』にて、66kg級でロンドン五輪銀メダリストの平岡拓晃を一本で破り優勝し、ゴンカクとかマスコミさんも注目する中で、ヴァンダレイ選手が柔術家らしく50/50ガードで完璧に八巻選手の動きを封じ、スイープも決めて完勝したのが印象的でした。でも、なかなか柔軟なガードを持つヴァンダレイ選手にしかできない戦い方かな、とも思いました。
その2:アジアオープン2014 加古vs山田
世界柔術行きのチケットを賭けた戦いで、両者の維持がぶつかって白熱のシーソーゲーム。敗退後の山田選手の涙がまた感動を誘いました。
その3:デラヒーバカップ2014】茶帯フェザー級 八巻祐vs石橋佳大
日本トップクラスの投げの強さを持つ八巻選手に、石橋選手が喰らいつく様が非常に盛り上がりました。大会一番と言っていい名勝負。結果として八巻選手が圧倒しますが、後にIF-PROJECTが動画公開するとのことなので、是非観て欲しいです。
■新人賞(紫帯以下):毛利部慎佑選手、白帯時代から佇まいがある選手だな、と思っていましたが、青帯になっても20連勝・20試合一本勝ちと寄せ付けず。体がしっかり出来ているので、紫帯でもすでに十分通用すると思います。
以上