『Professional JIU-JITSU Ground Impact REVIVAL』の第5試合は、黒帯無差別級・BJJルールで時任拓磨(PUREBRED大宮)VS八隅孝平(ロータス世田谷)。八隅選手はご存知の通り『DEEP X リアルキングトーナメント』でライト級2連覇、ADCC世界大会アジア予選66kg未満級優勝など、日本を代表するグラップラー。対する時任選手はホベルト “ホレッタ” マガリャエスの教え子であり、全日本マスター&シニアを制するなど実績十分のピュア柔術家。ルールはBJJだけに、八隅選手がどう柔術家を攻略するか注目されました。
入場時から強者のオーラがハンパではない時任選手。
その入場を八隅選手は比較的リラックした様子で見つめます。
試合はダブルガード状態からスタートします。互いに譲らず、しばし膠着。
50/50のような攻防になり、八隅選手のセコンドの北岡さんから「よく分からないけど、こだわりましょう!」の激が飛びます。会場苦笑。
八隅選手は足関を狙いにいきますが、時任選手は冷静に対処してバック狙いから絞めへ。アドバンテージを重ねていきます。
絞めから逃れて下になった八隅選手はスイープ狙うも防がれ、担ぎパスも防がれるも、アドバンテージを3つ得てポイント上は逆転! セコンド北岡さんからは「それー、八隅さんやりたかった試合やれてますよねー?」の激にまた会場苦笑。
このまま八隅選手の勝利と思われた残り5秒のところで、時任選手がスイープ!!
ポイント2-0(アドバンテージ2-3)で時任選手が大逆転勝利を収めました。